先週末、Yahooのトップページの『あなたにおすすめ』の欄に『中京テレビ・恩田千佐子アナのがん闘病に密着』という記事を見た。
現在、東海地方の夕方の情報番組で元気な姿を見せてくれている恩田アナにまた何かあったのか？
と勘違いしたが、記事を読んだらこの1年半の乳がん闘病記録をその日の夜に放送するようだった。
恩田アナは私と同じ1年半前に乳がんの手術をしている。
これは見なければ！と思ったものの、放送は深夜だった。
深夜まで起きていられないので録画して翌日見た。
どうやら、東海地方の情報番組でやった2回の特集を編集して30分のドキュメンタリー番組として全国放送したようだった。
前半は手術までの様子で、1年半前の放送で見た見覚えのある場面がいくつかあった。
後半は抗がん剤治療から治療を終えて仕事に復帰してウィッグが取れるまでの様子が放送された。
半年前に見損ねた部分だった。見られてよかった。
恩田アナの抗がん剤は4クールだったそうだ。
私は8クールだった。同じステージ2でもタイプによって違ったのかな。
しかも「抗がん剤をやるかやらないか悩んだ」と言っていた。
そうか、やらないという選択肢もあったのか、と思った。
私は言われるがまま抗がん剤治療を受けた。
もし、「抗がん剤、やりますか？やりませんか？」と聞かれたとしても、
「どっちでもいいです。」と答えて、
「じゃあ、やりましょう。」
となっていた気がする。ははは。
この放送で恩田アナの旦那さんは12年前にくも膜下出血で亡くなっていると初めて知った。
21歳の娘さんと17歳の息子さんがいるそうだが、お父さんが12年前に病気で亡くなってお母さんが乳がんになったなんて聞いたら、とても不安だったことだろう。
最後に恩田アナが娘さんと笑顔でお茶を飲む場面で番組は終わった。
みんなが笑顔になってよかったなあ、と思った。
