せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

4年ぶり

日曜日にQUEEN+ADAM LAMBERTのコンサートに行ってきた。
4年ぶりだ。
4年というとついこの前の様な気もするが、色々なことがあった。

4年前の2020年1月30日にナゴヤドームQUEEN+ADAM LAMBERTのコンサートがあった。
ちょうど新型コロナウィルスが日本で流行り始めたころで、2月に入ったらコンサートは軒並み中止になっていった。
ギリギリ開催されたことにホッとした。

先日テレビで『新型コロナウィルス第10波』というニュースを見たが、2年くらい前からコンサートは声出し禁止で再開され、昨年は声出し解禁になった。
とりあえず新型コロナウィルスでコンサートが中止になることは無くなった。

4年前はじーちゃんの調子が悪くなっていた。
旦那が「親父を見てるから、コンサートに行っていいよ。」と言ってくれた。
旦那の代わりに職場の同僚を誘って私だけ楽しませてもらった。

この4年でじーちゃんを見送った。
そのあと実家の母も見送った。
色々あったなあ。

4年前はナゴヤドームだったドームの名前が今はバンテリンドームナゴヤに変わっている。
ブライアン・メイ後期高齢者になっている。
私が50代になっている。
と4年の経過を噛みしめながらコンサートに行った。

チケットを取るときに
「GOLD席(48000円)で近くに見られるよ。」
と軽く旦那にGOLD席の打診をしてみた。
「チケット代にそんなに払うのはヤダ。」
と一蹴された。
QUEENは好きだが、二人ともガチなファンではない。
SS席は当たりはずれが大きいと聞いていたのでS席に申し込んだ。

当日は日曜日で旦那も休みだったから少し早めに行った。
隣接するイオンにはQUEENのTシャツ来た人がうじゃうじゃいた。
専門店はBGMをQUEENにしていた。
普段はお目にかかれない風景が興味深かった。

席は1塁側のスタンド席だった。
席に着いた時、ステージがキレイに見られたので、
「この席、いいんじゃない?」
と旦那と喜んだ。

ドキドキしながら始まると、親指1本分くらいには見えるかと思っていたが、小指の爪くらいの小さいブライアンが見えた。
「ちっさ!」

だが高齢の観客のためか大型モニターがこれでもか!というくらいにあった。
大型モニターと実物を交互に見ながら楽しんだ。

客層は老若男女様々な年代がいた。
ブライアン・メイと同年代だったら後期高齢者だもんなあ。
10代から80代まで集まるコンサートって凄いなあ。

御年76歳、今年喜寿を迎える生きる伝説のブライアン・メイは超人だった。
ロジャー・テイラーも超人だった。
あの年であのステージができるって凄い。
アダム・ランバードのボーカルもゴージャスだった。
やっぱりライブっていいなあ。

帰り道、
「ブライアンとは今生の別れかなあ。」
と私が言ったら、
「あんだけ元気だったら来年も来るだろ。」
と旦那が言った。

そうか、また来ることがあったら次こそはGOLD席で見るぞ。

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また着ないTシャツを買ってしまった。