せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

前髪

乳がんの手術をして3年3ヶ月、抗がん剤治療が終わって2年8ヶ月くらい経つ。

ああ、そんなこともあったなあ、と思うくらい過去のことになりつつあるが、鏡を見ると、まだ完全に過去になっていないことに気付く。

前髪が少ない。

1年前よりは増えている。
2年前よりだいぶ増えている。
でも少ない。
前髪で眉毛が隠れない。(眉毛も非常に薄くなった)
額が透けて見える。

フサフサには程遠い。
擬態語にするとシャラシャラといった感じかな。
前髪をかきあげることがまだ出来ない。

先日、旦那が友達と食事をしに行った。
友達の奥さんが迎えに来て、旦那は家まで送ってもらった。
何年振りかでその奥さんと話をしたらしい。

奥さんは2年前に乳がんの手術をして抗がん剤治療もしたということだった。
やはり髪の毛が全て無くなったという。
だが旦那の話だと前と変わらない髪型だったそうだ。

2年前に手術なら、抗がん剤治療は1年半前くらいに終了か?
ということは1年半で元通りか。

「前髪はどうだった?」
私が聞いた。
「おまえより全然あった。」
旦那が答えた。

おまえより全然あった。
おまえより全然あった。
おまえより全然あった。
頭の中でこだました。

髪の毛の復活は個人差があるという。
そうか、個人差なんだ。
仕方ない。
でも1年以上差があるのに、元に戻っていない私の前髪は残念だ。

おそらく、他の人が今の私くらいの前髪で悩んでいたら、
「それくらい気にする程じゃないよ。」
と私は言うと思う。

人にはそう言うだろうが、自分だと気になる。勝手なもんだ。
こんな小さなことをウジウジ気にすることが出来る環境にいられることが、ありがたいことなんだろうな、と思う。

いつか、前髪で眉毛が隠れる日が来ることを楽しみに、前髪の観察を続けていこう。

モンティ・パイソン

今週のお題「告白します」
「告白します」って何があるかなあ、と考えていたら、「I confess.(告白します。)」というモンティ・パイソンの1シーンが頭に浮かんだ。
すると頭の中にモンティ・パイソンのテーマソングの『自由の鐘』が流れ出した。

『自由の鐘』は最近サントリーや味の素のCMでも聴く。
その度にモンティ・パイソンを思い出す。

モンティ・パイソンは1970年初頭のイギリスのコメディ番組。
流石にリアルタイムで視聴はしていない。

学生時代になんとなく借りたビデオを観てハマった。
とにかくバカバカしくて笑えた。くだらなくて笑えた。
気に入ったスケッチ(コント)をダビングして友人3、4人に配ったが、反応は無かった。
お笑いを無理強いするのは良くないんだ、とその時理解した。

「I confess.」はどこで出てきたんだっけ、と思って検索した。
長年観ていないので記憶が錆びている。
調べたら『スペイン宗教裁判』のスケッチだった。
そうだ、「まさかの時のスペイン宗教裁判!」だ。

この『スペイン宗教裁判』の少し後にある『ジェスチャー刑事裁判』がくだらなくて好きだった。
陪審員ジェスチャーでnot guilty (無罪)を説明する。
結び目でノット、魚のえらでギル。
ティーカップで紅茶を飲むジェスチャーをしたので、視聴者は「紅茶のティーでノットギルティだな!」と思うだろう。

だが、法廷にいるメンバーは「おおカップか!ノットギルカップ!」と叫ぶ。私は笑った。

次に裁判長がジェスチャーを始めた。
call the next defendant (次の被告を呼んで下さい)と言いたいようだった
call the next defend-までスムーズにジェスチャーで単語を導いた。

最後のantは何かな、さっきのカップみたいに不正解の単語をくっつけるのかな。
とワクワクした。
すると大きな蟻(ant)を出した。
ジェスチャーでもなんでもない巨大な蟻に大受けした。
ばかばかしい笑いが大好きだ。

そんな訳で今回、私はモンティパイソンが好きだったと告白しました。

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アントを置く好きなシーン

令和2年分の医療費控除

2年くらい前から医療費控除の申告には領収書の同封が不要になった。
2年前、100枚くらいの領収書を同封した申告書を税務署のポストに投函した後にそのことを知った。
猶予期間ということで問題は無かった。

領収書の代わりに明細書を添付する必要があった。
多くの領収書を税務署で一定期間保管しておく場所もそう無いだろうし、手間もかかるだろうから、明細書にまとめる方が便利なんだろうな。
領収書は家庭で5年くらい保管しておくように、と説明に書かれていた。

去年は明細書を書いた。
送られてくる『医療費のお知らせ』には9月までの明細が記載されている。
なので、10月から12月までの医療費を『医療費控除の明細書』という書式を見つけたので、印刷して手書きで記入して計算した。

その後、確定申告作成フォームに取り掛かると、医療費の明細を入力できるページが出てきた。
なんだ、手書きする必要は無かったのか、とちょっぴり悔しかった。

去年まではじーちゃんの医療費も生計を共にする同一世帯ということで合算していた。
じーちゃんは去年亡くなった。
亡くなった人は死後4か月以内に準確定申告というものをするらしい。

準確定申告には相続人全ての書類が必要とのことだった。
相続人は旦那以外に姪っ子が3人いる。
微々たる還付金のために書類を揃えるのが「面倒だ。」と旦那は言った。
なので、準確定申告はしなかった。

今年からは旦那と私二人分の医療費控除の申告をすることになった。
2人で10万円以上あるかなあ、と昨秋計算してみたら、余裕で10万円を超えていた。
どんだけ病院に行っているんだ。
保険の恩恵に与っていることに感謝もした。

去年までは『医療費のお知らせ』が結構早く送られてきたので、せっかちな私は確定申告の受付初日には書類を用意できていた。
今年は保険協会も忙しいようで数日前に送られてきた。

受付期間は1ヶ月延長されて4月半ばまでになり、まだ余裕はあるが、せっかちなため、今日さっさと用意した。
過去2年の失敗を踏まえて、今回はミスなく(多分)作成できた。
買い物に行くついでに税務署のポストに投函してこよう。

やっぱりじーちゃんの話

お題「#この1年の変化」
この1年全世界共通の話題はコロナ禍ということだった。
自分はたまたま職を失うこともなく、感染することもなく、この1年は過ごせた。
早く収まるといいな。

去年の今頃はじーちゃん(義父)の認知症の悪化に右往左往していた。
認知症と診断され、9年間は一進一退だったが、介護サービスを受けながら家で過ごすことができた。
悪い時以外は自分でトイレも食事も出来た。

10年目の昨年、急激に調子が悪くなった。
トイレの場所が分からなくなり、せん妄が見えるようになった。
意思の疎通も難しくなりつつあり、介護施設への入所を検討し始めた。

今まで悪くなっても普通に会話できるまで回復することがあったので、良くなるかも、と期待する気持ちもあった。
だが、どんどん壊れていくじーちゃんを見るのが辛くもあった。

そんな時、じーちゃんは脳梗塞になり入院した。
5月下旬だった。
そのまま2ヶ月入院して、7月下旬じーちゃんは88歳8ヶ月で息を引き取った。

死因は『老衰』と書かれていた。
老衰ということは天寿を全うしたと思っていいのかな、と都合よく解釈したりした。

じーちゃんがいなくなって寂しくなった。
とっても寂しくなった。
でも遺影の笑っているじーちゃんを見てホッとする。

壊れていくじーちゃんが永眠したことにホッとする自分もいた。
もう苦しまなくていいんだよ、と思った。

そして、自分の時間が増えた。
じーちゃんがいなくなってすぐは、「おおー、時間があるー!」と喜んで普段掃除しないようなところを毎日掃除していた。

じーちゃんが亡くなって半年以上たつ。
慣れとは恐ろしいもので、時間があるー!と喜んで掃除していた時間がいつの間にか無くなっている。
それだけダラダラする時間が増えてしまったようだ。

土曜日の午前はじーちゃんのかかりつけ医で半日使っていたのが、今は録画した番組を見るぐうたらな時間になってしまった。
はじめの頃は「これで片付けが出来る!」なんて気合入れていたのに・・・。

きっとぐうたらな私をじーちゃんは笑って見てくれていると思う。

先日、旦那があくびをしたらじーちゃんにそっくりだった。
「あくびがじーちゃんだ!
じーちゃん元気かなあ・・・。」
私が呟いた。

「じーちゃんはこの世にいません!」
旦那は冗談交じりの口調でそう言った。
まあ、そうなんだが、あの世というものがあるのなら、あの世で先に亡くなった奥さんと娘さんと仲良く元気に過ごしていて欲しいなあ、と思う。

睡眠時無呼吸症候群

私は眠りが浅いようで、夜中に何度か目が覚める。

何年か前から、夜中に目が覚めた時に、旦那のいびきや寝息が途中で止まることに気が付いた。

グワーッ、グガーッ、グッ、無音10秒以上、グッ、グッ、グガッ、グワーッ、グガーッ、グッ、無音10秒以上、グッ、ググッ、グガッ、といった調子が続く。

あまりにも呼吸が止まる時間が長いと、肩を突つく。
すると、ンゴッと反応して息を再開する。

これって無呼吸症候群じゃない?と思い検索したら、『10秒以上呼吸が止まるのは睡眠時無呼吸症候群』と出てきた。

病院に行った方がいいのだろうが、旦那は病院が嫌いだ。
免疫系の原田病になった時も、酷くなって入院するまで病院に行かなかった。
じーちゃんは病院が大好きだったのになあ。

無呼吸状態のいびきを録音して聞かせて、病院に行くことを勧めた。
「このまま(無呼吸のまま)息を引き取っても構わんし・・・。」
旦那はそう言って病院に行こうとしない。
「息を引き取る時は一人じゃなくて、じーちゃんも一緒に連れてって下さいよ。」
昨年まで私はそう言って、旦那はそのまま病院に行かずに数年経つ。

でも夜中に呼吸が止まると気になる。
肩を突っつき続けた。

枕はそこそこいい枕を使っている。
だが、使って7、8年になると思う。
枕にも寿命があるらしい。

そこで、先月枕を変えてみた。
ネットでいろいろ見て良さそうな枕を選んだ。

枕が届いて1日目の夜中、無呼吸になりそうな、グッ、グッという音がした。
すると、ンスー、ンスー、と、どこかに引っかかりながらも息が通る音がした。
「気道確保!」
私は頭の中で喜んだ。
枕を変えて良かった。
これで、安心して眠る事が出来る、と思った。

枕を変えて1ヶ月くらい経つ。
数日前、夜中に目が覚めると、前程長くはないが、無呼吸が復活していた。
「ええー!?」
1ヶ月もたなかったか。
毎月新しい枕に変えることはできない。

だが、枕で改善できるのが分かったので、もう少し長い間睡眠時無呼吸症候群を改善できる枕を探そうと思う。

結構ミーハー

2年前は1、2ヶ月におきに映画『ボヘミアン・ラプソデイ 』を観に行っていた。
映画を観ながら一緒に歌う応援上映が楽しくて、ミーハーな私は映画館に通った。

映画館に貼られている新作映画の宣伝ポスターは行くたびに変わっていた。
その年の春、漫画を実写化した『キングダム 』のポスターを見た。
面白そうだなあ、と思って、じーちゃんがデイサービス、旦那が仕事に行った祝日の昼間に『キングダム 』を観に行った。
そこで吉沢亮(以下、吉沢さん)にハマった。

家に帰って、仕事から帰って来た旦那に、映画を観てきたことを言った。
応援上映?」
旦那は聞いた。
ボヘミアン・ラプソデイ 』を観に行ったと思っているようだった。
「いや、通常上映」
私はそう答えて『キングダム 』と言いそびれてしまった。

それ以来、親に内緒でいけない動画を見る子供の様に、旦那に内緒で吉沢さんの出演作品を鑑賞している。

演技派でクセのない端正な顔立ちだからか、役ごとに顔が変わる。
それがとてもおもしろくて引き込まれる。

旦那にカミングアウトしたところで「ふーん」で終わるだろうが、どうも気恥ずかしい。
なのでまだ言っていない。

先日、テレビに吉沢さんが出ているのを見て、旦那が、
「最近、よく見るな、ニシザワリョウ。」
と言った。
「ヨシザワだよ。」
私は訂正した。
旦那は吉沢さんのことをはっきり認識していないようだ。

おじさんには無理もない。私もキングダム を観るまで名前を聞いたことあっても吉沢さんを認識出来ていなかった。

来週から吉沢さん主演の大河ドラマが始まる。
予習して楽しみにしている。
旦那は大河ドラマを見ない人なので、こっそり大河を楽しもうと思う。

じーちゃんは大河ドラマを毎週欠かさず見ていた。
じーちゃんと一緒に鑑賞したかったなあ。

チーズ玉子ピザへの道

昨年、11月20日ピザの日であることを、はてなブログのお題で知った。
その時、自分はトルコのペイニルユムルタピデ(チーズ玉子ピザ)が好きだったことを思い出した。
で、ペイニルユムルタピデを作ろうと思った。

だが、『好きなピザを作るぞ!』とブログを書いた直後に、宅配ピザ屋さんから広告メールが届いた。
ピザの日記念だからかは書いて無かったが、55%オフの商品のお知らせだった。
半額以上という事で喜んで注文してしまった。

それが11月の連休の話だった。
何となく、ペイニルユムルタピデは年末休みに作りましょ、と延期することにした。

年末休みになり、ピザを作る時間が出来た。
今までピザは作ったことが無い。

餅つき機となっているホームベーカリーでピザ生地も作れるようだった。
スーパーにピザ生地の材料を買いに行った。
スーパーでは、水で溶くだけでピザ生地になるピザミックス粉というものが売っていた。
しかもフライパンで焼けるらしい。

これ、楽じゃない?
そう思って買って帰った。
初めてのピザ作りはピザミックス粉を使った。

トルコピザは舟型をしている。
ピザミックス粉の生地は水分が多くてトロトロだったため、舟型にすることが出来なかった。
フライパンの上で丸いチーズ玉子ピザが出来た。

チーズと玉子なので、味は問題ない。
でも、形を近づけたい。
また挑戦することにした。

スーパーに行くと、今度は具を乗せてトースターで焼くだけでいいピザ生地があるのを見つけた。
この生地を舟型に切ればいいんじゃない?
それを買って帰った。

舟型に切って具を乗せてトースターで焼いた。
見た目は少し近づいたが、何か薄っぺらい。
年末休みが終わってしまい、冬バテを経て、先週末、再び挑戦した。

今度はちゃんとホームベーカリーで生地を作った。
で、舟型にしてオーブンで焼いた。
あれ?すごく膨らんでいる。
ラグビーボールを半分に切ったような形になっている。
むむむ。

普段オーブンなんて使わないから出来上がりに驚いた。
膨れそうになったら、トースターに移して焼いてみよう。

で、昨日、ピザ作り4回目にしてやっと食べたかったピザに似たものが出来た。
ホームベーカリーで作った生地に具をのせ、オーブンで15分、トースターで5分。

味はチーズと玉子だけなので、問題はない。
やっぱり窯がないとあの出来上がりにはならないのだろうか。

まだ材料が残っているので、もっとちゃんとしたペイニルユムルタピデを目指そうと思う。

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