6月26日の金曜日に
『愛知のFM局Radio NEO(ラジオネオ) 6月30日に経営不振で閉局』
というネットニュースを見つけた。
最近はラジオを全然聴かなくなっていたが、2年半前から半年くらい、Radio NEOのお世話になっていた。
2年半前、私は乳がんの手術を受けた。
手術創は痛かったが、家事から解放された喜びもあり、入院生活はぐうたらな日々を過ごしていた。
ラジオを聴きながら本を読む。
久々の余暇を過ごしていた。
久しぶりにラジオのチャンネルを回すと、Radio NEOという初めて知るFM局があった。
2014年に開局したらしい。
私が知ったのが2017年なので、3年もその局の存在を知らなかった。
Radio NEOでは80年代、90年代の洋楽が多く流れた。
その時代のその音楽にハマっていた私としては聴かないわけにはいかない。
退院後も抗がん剤と放射線治療の約半年間は体が動かず家で過ごした。
その間もRadio NEOをずっと聴いていた。
闘病生活をRadio NEOと一緒に過ごした。
だから好きなラジオ局だった。
だが、働き始めると知らないうちにラジオを聴かなくなってしまった。
久しぶりに聞いたニュースが閉局のニュースで結構驚いた。
6月30日まではRadio NEOを聴こう、と残り4日間の時間がある時はRadio NEOを聴いた。
6月30日の朝、仕事に行くときに80年代の曲がかかった。
ああ、懐かしい曲だなあ、今日は仕事終わってからずっとRadio NEOを聴こう、と思った。
お昼休みにRadio NEOで何か特集でもあるかな、と検索してみた。
すると『6月30日正午で放送を終了しました。』との文字が。
ええー！日付が変わるまで放送すると思っていたが、まさかのお昼終了だった。
突然の別れに驚いた。
いつでも行けると思っていた近くのお店が閉店したような気分だった。
普段から行かなきゃ経営が成り立たないわな。
聴かなくなってすみませんでした。
でも、闘病中はお世話になりました。ありがとうRadio NEO。
