せとるこの日々

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仕事のこと

じーちゃんが認知症になるまでは、CAD/CAMオペレーターの仕事をしていた。
CADは図面を描いて、CAMは加工プログラムを設定するという仕事だった。
残業が多く、今よりは稼げた。
でも、じーちゃんが認知症になって残業のある仕事は難しくなった。
 
認知症と診断された当時は毎週のように総合病院に連れて行って、家でも今以上に見ていなければいけなかったので、期間限定の夜勤や短期の仕事を転々とした。
 
ありがたいことに症状が改善したので、その後、長期の日勤の仕事に就くことが出来た。
デイサービスが休みの土日休みで、フルタイムで残業無し、休みが取りやすい仕事がよかった。
 
じーちゃんは毎日午後6時から7時の間に寝る。
それまでに私は家に帰り、じーちゃんが1日やったことを私と復習する。脳トレだ。
これをやらないと表情が無くなってくる。
表情が無くなってくると面倒臭いことになる。
面倒臭いことにならないために毎日やったことの復習をする。
 
4,5年くらい前は、じーちゃんが落ち着いたら、また残業の多い仕事でガッツリ働こう、なんて思っていたが、年を取り、自分の体にガタがきて、最近は今のままでいいかなあ、なんて思ったりする。
 
今は検査・梱包の軽作業の仕事をしている。
昔は少し責任のある仕事とかして胃が痛くなることもあった。
今は派遣ではっきり言って責任もあまりなく、お気楽な仕事だ。
 
基本、働くことはそんなに好きではない。
じーちゃんは100歳まで頑張るらしいので、それまではじーちゃんを言い訳にしてお気楽な仕事をしていようかと思う今日この頃だ。