せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

三択だった

世間はゴールデンウィークに入った。
昨日は先週のCT検査の結果を聞きに行った。
問題が無かったら、点滴用に鎖骨下に埋め込んでいたCVポートを取り出すと聞いていたので、仕事を休んだ。
10連休だと思っていたら、昨日も休みだから、11連休だ。ちょっと嬉しい。
 
病院は激混みだった。
受付は10時半過ぎに済んだ。予約時間は11時30分。
CVポートを出すなら最後くらいだろう、と勝手に予想して呼び出し番号が見えない通路のイスに座っていた。
しばらくすると、看護師さんが私の番号と名前を連呼している。
あれ、11時半前なのに、と思って急いで診察室に入った。
 
更年期障害の症状が結構出ていることと、心療内科で1ヶ月前に更年期障害漢方薬を処方してもらったことを伝えた。
「はい、分かりました。」
久々に見る淡々とした主治医の反応だ。ああ、変わらない。
 
更年期障害が強く出たら、ホルモン療法を止めたりするような話を聞いていたが、休薬の話は無かった。
「婦人科を受診した方がいいですか?」と私が聞いたら、
「しばらく続くようだったら受けた方がいいですねえ。」と主治医の返事。
しばらく・・・。うーん、もうしばらく様子を見ようか。
 
その後、検査した画像を見ながら説明があった。
「再発、リンパ節、肺への転移はありませんでした。」
はい、じゃ、CVポートの取り出しですね、と思っていたら、別の画像になった。
「この胸骨の怪しい影が微妙なので、MRIで確認したいと思います。」
あら、再検査?
 
私の中では9割が「問題なし」だった。
残りの1割が「再発」だった。
再発だったらここ数日の体調不良は再発のせいだったかー、と思うんだろうな、と想像していた。
この二者択一だったのだが、まさかのグレー判定だった。
 
いつもは日時を指定してくれる主治医が、「MRの検査はいつがいいですか?」を繰り返す。
いつもは画面ばかり見ているのに、こっちを見る頻度が増えた。
なんだ、なんだ?他の患者さんに何か言われたのか?
と余計な心配をしてしまった。
 
「そう急がなくてもいいですか?」と私が聞いた。
5月は休みが多いので6月くらいに検査を受けたいと思った。
そう急がなくてもいいとのことだったので、6月に予約を入れてもらった。
 
CVポートの取り出しは延期になった。