1ヶ月前くらいから右手親指の付け根が痛くなった。
腱鞘炎だと思った。
家にある湿布を貼ったり、サポーターを着けたり、手を揉んだりした。
恐る恐る『腱鞘炎 更年期』で検索したら、ヒットした。
すべての道は更年期に通ず。
ホルモン療法の副作用もあるだろうが、年齢的に立派な更年期だ。
更年期 ああ 更年期 更年期
先週の始めに親指付け根の痛みがひどくなった。
ペンを持てなくなった。
日常生活に支障があっては困るので、整形外科に行った。
「年齢的なものと、使い過ぎで骨が擦れて変形していますね。」
先生が言った。
腱ではなく骨だったのか。
母指CM関節症だった。
母指CM関節症は、去年知り合いがなったため、去年知った。
「大変だねえ。」と言っていたが、自分もなってしまったか。
「意識して右手親指を使わないようにして下さい。」
先生が説明してくれた。
まだ変形し始めらしいので、様子を見るようだ。
ひどくなったら固定装具を付け、もっとひどくなったら手術が必要らしい。
家に帰って母指CM関節症を調べた。
『更年期に起こりやすい手指の疾患』と出た。
やっぱり更年期か。
病院に行ってから5日経った。
意識して右手親指を使わないようにしている。
痛み止めを飲んでも痛かった手の痛みが少し落ち着いた。
右が利き手だし、一昨年の手術で左のリンパ節を切除したため、左腕をかばって右ばかり使っていた。
右を酷使したようなので、これからは右への負担を減らしていこうと思う。