せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

いとこが来るまで

3月下旬、改葬許可証の手続きをしている間、アメリカのいとことメールのやりとりを何度かした。
途中で『パパと私が納骨に行く予定。』との文字が。
来るんだ・・・。

伯父に伯母の遺骨を二人で持ってくるらしいと連絡をしたら、
「来るのか・・・。」
という返事だった。

伯母の旦那さんは90代。高齢のため来日しないだろう、と頭のどこかで思っていた。
伯父も私も送られた遺骨を納骨すると考えていた。
「少しならお墓に入るって。」と答えた手前、最後まで付き合うことにした。

『あなたのパパは高齢だけど大丈夫?』
と聞いてみた。
『自分のことは自分で出来ます。』
との返事。
じーちゃんを介護してた身としては「トイレ大丈夫かなあ。」と心配した。

「航空券とホテルを予約したから、お墓までの案内だけお願い。」
というタイプだったら楽なのだが、いとこは、
「空港に着いたら何をすればいいのかしら?」
というタイプだった。

いつ来るのかな、どのくらいの滞在かな、と思っていたら、いとこの友達の友達の日本人という人から『あなたのいとこさんは言葉の通じない国に行くのにとても不安がっておられます。』とのメールをもらった。

えー?
こんなに便利で今となっては物価も安い日本で不安って・・・。
確かに私に来たメールにも『言葉が分からなくて不安。』と書いてあったが、私は「ふーん」と聞き流していた。
翻訳アプリだってあるじゃん。

そんなに不安だったとは・・・。
まあ、旅行が趣味でない人には言葉の通じない国に行くのは不安か。

で、とても不安ということを聞いてすぐこちらから日程の提案をした。
『4月上旬には改葬許可が取れると思うけど、4月25日出発の29日帰国はどうですか?もちろん、もっと長くても日にちの変更してもいいですよ。
ただこの日程だったら私達が休みの日なので都合がいいです。』

夜にメールしたら翌朝には『その日程の航空券の予約しました。』という返事が来てた。
そうか、私の提案待ちだったのか。

ということで3泊5日の超タイトな日程で彼らは納骨に来ることになった。

『納骨以外に行きたいところややりたいことはある?』
と聞いたら、
『特にないわ。』
との返事。
じゃ、3泊5日でいいか。