1年前に抗がん剤治療をしている時に喉が痛くなった。
主治医に抗がん剤の副作用で喉が痛くなるか聞いたら、
「そういった症状は聞きませんねえ。」
とのことだった。
ホルモン剤を飲み始めると、また喉が痛くなった。
病院で貰った冊子には、ホルモン剤の副作用で喉が痛くなると書かれていた。
同じ頃、ストレスでも喉が痛くなるという記事を見つけた。
何が原因なんだろう、と思っている間に喉の痛みは無くなった。
先月、風邪が流行っている時期に喉が痛くなった。
1週間近く風邪薬を飲んだが効かなかった。
ちょうど術後1年検診の時期だったので、ビビッてストレスで喉が痛くなったのかと思った。
『更年期障害で喉の違和感がありますよ。』という情報をもらった。
点が線になった。
去年の秋くらいから始まったと思っていた更年期障害は1年前から始まっていたんだ。
「なるほど！そうか！」という時に、私が好きな国のトルコでは『ジェトン ドュシュトュ（ジェトンが落ちた）』という慣用句を使う。
公衆電話で10円玉を入れて電話をかけ、相手に繋がると10円玉は公衆電話の中でガタンっと落ちる音がする。
トルコは公衆電話専用のジェトンというコインを使う。
そのため、話が通じた（理解した）時に、公衆電話のジェトンが落ちたと言うのだ。
1年前からの喉の痛みが更年期障害の症状と知って、頭の中でジェトンが気持ち良く落ちる音がした。
ありがとう、たまさん。
