昨日、久しぶりにお腹を下した。
思い当たることは、冷蔵庫にあったジュースだった。
フタを開けて1週間くらい経ったものだった。
飲んだ後の後味が、ちょっとヘンかな、と思ったが、ヘンだったようだ。
お腹が凄く痛くなるほどではなかったので、よかった。
抗がん剤の副作用の下痢に比べれば全然問題ない部類の腹下しだった。
腹下しをして、2週間前の出来事を思い出した。
2週間前の土曜日は祝日で、じーちゃんのかかりつけ医がお休みだった。
かかりつけ医が休みの時のじーちゃんは元気がない。
なので、かかりつけ医が休みの日のお昼ご飯は鰻を出す。
じーちゃんは鰻が大好きだ。
私は鰻は食べない。
スーパーで鰻の蒲焼を一尾買ってきた。
温めて添付の使い捨ての蒲焼のタレをかけようとしたら、落としてこぼしてしまった。
どうしよう。
タレを作ろうとは頭に浮かばなかった。
冷蔵庫を見たら、開封した100グラムの小ボトルの蒲焼のタレがあった。
そのタレは開けてから、恐らく1ヶ月以上2ヶ月未満のものだった。
ネットで調べたら、『開けてから1ヶ月くらいは大丈夫』とあった。
舐めてみたが、ヘンではなかった。
1ヶ月超えてるけどいいかなあ、と思いつつ、鰻にかけてじーちゃんに出した。
「美味かったわー。」
鰻を食べたじーちゃんは元気になった。
その日と次の日に私はドキドキしていたが、じーちゃんは大丈夫だった。
頭のネジは時々緩むけど、お腹は丈夫なじーちゃんにホッとした。