せとるこの日々

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旦那がじーちゃんの付き添い

「紹介状貰って検査行くなら、俺が親父を病院に連れて行くから。」
1月に旦那はそう言ってくれた。

で、かかりつけ医で紹介状を貰って、
「来週の月曜日に検査だよ。」
と私が旦那に言ったら、
「月曜日はちょっと行けんなあ・・・。」
との返事。なにっ?!少しイラッとした。

「次の時は必ず行くから。」
と旦那は行った。
じーちゃんは1月に脳のCTを撮って、血液検査と尿検査をした。
ナトリウムが低いのが気になるのでもう一度脳神経内科と内科を受診して欲しいと言われて1ヶ月後に予約をした。

でその1ヶ月後、今週の火曜日に旦那がじーちゃんを連れて病院へ行った。

数日前から旦那は、
「駐車場はどこや?病院の玄関はどこや?」
と落ち着かない。

旦那はヘタレの上に重度の方向音痴だった。
家の近くの総合病院はここ2年くらいで建替えをして昔の面影は無くなっていた。

「行けば分かる。」と言いたかったが、じーちゃんを連れてウロウロするのもかわいそうなので、日曜日に私は旦那を連れて病院まで予習しに行った。
近い病院で良かった。

駐車場はここで、エレベーターの近くに停める。
車イスはここで、このスロープを使う。
受付はこの機械で、そのあとあっちの受付で保険証を見せる。
採血と検尿はそこの機械でバーコードを読み取る。
画面に番号が出る。
検尿はそこの多目的トイレでしてそこの窓から紙コップを出す。
神経内科はここで受付してから中のイスで待つ。
料金計算はあそこで、支払いはあそこ。
子供でも分かるくらいのレベルで説明をした。

日曜日だったので外来診察が無く、人はまばらだった。
お見舞に来た人だろうが、マスクをしていない人を数人見た。
手に入らないのかなあ、と思った。

私も予備があと少しあるが、このままの状態だったらヤバイなあ、と思って先週から使い捨てマスクを洗って使い捨てないマスクとして破れるまで使うことにした。
ちょっと毛が立ってモサモサするが、気休めにはなる。

で、今週の火曜日、昼過ぎに旦那からメールが届いた。
『病院終わりました!』
すごいやりきった感があふれていた。
そうたいしたことではないのだが。

私が家に帰ると、病院での出来事を説明してくれた。
とりあえず問題はないので、かかりつけ医で引き続き診てもらって下さい、ということだったらしい。
もう脳神経内科には行かなくていいとのことだ。
ああ、良かった。