せとるこの日々

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最後の抗がん剤点滴から3ヶ月

最後の抗がん剤を点滴してから3ヶ月が経った。
副作用は落ち着きつつある。
 
顔の痒みはまだあるものの、ボツボツしていた肌はザラザラに落ち着いた。
もしかして、ボツボツのままなのかなあ、と不安になったこともあったが、このままザラザラからサラサラ、そしてスベスベになってもらいたい。
夜、痒み止めのための保冷剤を頬に当てるのを昨日から止めた。
 
口のマズさも少し落ち着いて来た。
フレーバー炭酸水以外の飲み物も色々と飲むようになった。
メインはまだコーンフレークだが、他のものも食べるようになった。
 
喉の痛みは続いている。
先日の診察で、
「喉が痛いのは副作用ですか?」
と質問したら、
「そういった話は聞いたことがないですねえ。」
と、あっさり否定された。
これはストレスからだろうか。
 
髪の毛も伸びてきた。
自然に禿げる人で前髪から禿げて、後ろが残る髪型の人がいるが、抗がん剤で抜けた髪の生え方はその逆のようだ。
襟足から生え始め、前へ向かって伸びている。
後ろは1センチくらいで、頭頂部は5ミリくらい。
前髪はまだない。
触ると、ふかふかの絨毯のようで気持ちいいので、自分の頭を撫でている。
 
手術の日の夜に担当医の外科部長が、
「半年から1年は忙しいけど」と説明してくれたが、この1年というのは目立った副作用が落ち着くまでのことを言っていたのかな、と思う。
 
あと4ヶ月で手術してから1年になる。4ヶ月後には左脇の痛みも落ち着くのだろう。