せとるこの日々

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ホルモン療法2週間

放射線治療を始めて1週間を迎える頃、タモキシフェンを飲み始めて2週間が過ぎ、診察があった。
主治医「どうですか?」
私「顔が痒くて仕方ありません。」
主治医「そうですか。」
主治医の「そうですか。」は「問題ありません。」と同義語だとここ数ヶ月で学んだ。
そうか、顔の痒みは問題が無く、自分で対処するんだな。

「血液検査の結果は問題無かったので、次は2ヶ月後で。」
主治医が言った。
「え?4週間後に放射線治療が終わった時、こっちで診察とか無いんですか?」
私が聞いた。
「気になることがあったら、放射線科で言えば、薬を処方してもらえるから大丈夫です。
余程のことがあったらこっちにも連絡が来ますし。」
私が不安な顔をしたので、主治医は説明してくれた。

放射線治療が終わったら、術後治療の総決算的な検査でもあるのかと私は勝手に考えていた。
だが、ネットを見たら術後1年で色々な検査があるようだった。術後1年まではあと5ヶ月ある。
確かに放射線治療が始まる前にCT撮ってるし、血液検査はしょっちゅうやってるし問題はないのだろう。

主治医はいい先生だが説明が少ない。
手術の日の夜に、私の治療計画を説明してくれた外科部長は、短い時間だったが、とても分かりやすく凄く安心できた。
新年度の担当表を見たら、外科部長の名前は無かった。
他の病院に移るという情報は本当だった。
どこの病院に移ったかは分かっているので、もし再発したら話だけでも外科部長に伺いに行こうと思っている。

パロキセチンはどうしました?」
主治医が聞いた。
飲み合わせで不安があったので心療内科イフェクサーSRに変えてもらった旨を伝え、調剤票を見せた。
「(イフェクサーSRは)知らない薬ですねえ。」と主治医。
私はどう答えていいのか分からないのでスルーした。
スルーしても変わらぬ淡々とした空気が流れているので、主治医の診察は嫌いではない。

2ヶ月後の診察ということは、治療が順調に進んでいるんだな、と思い直した。