せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

主治医が変わって1年

3日前、術後2年10ヶ月の検査結果を聞きに行った。
結果は問題無かった。

午前の予約だったが、以前ほど駐車場は混んでいない。
小説を持って行って、180ページくらい読んだところで呼ばれた。
2時間弱。
以前よりスムーズに診察が進んでいるようだ。

私の何人か前の年配の女性患者が、主治医の診察室から扉を開けて出てくる時、
「先生、習字を持ってくるんなら、用具を一式用意するから、おおごとよー。」
と言っていた。
聞き間違いでなければ。

私の頭の中では、
患者さん「私、習字を教えてたんです。」
先生「へえ、習字の先生なら字が綺麗なんでしょうね。」
患者さん「じゃあ、先生に何か書いて持ってくるわ。」
という会話があったのか?と想像した。

いい先生なんだなあ、と思った。
私は基本、自分から世間話はしない。(できない。)
それはそれで特に問題はない。

私の検査結果を説明してくれる時、
「線はエコーの乱れで、黒い塊は液状の嚢胞(のうほう)で問題ありません。」
と画像を見ながら分かりやすく説明してくれた。

後期研修医だけど大丈夫かなあ、と最初は思ったが、問題なかった。
待ち時間だけもう少し短い方がいいなあ。

去年の秋に主治医が変わった。
前の主治医は淡々としたマイペースな先生で、えっ?と思うことも度々あったが、後から思うとそのマイペースさが結構好きだった。

「先生はなんでお医者さんになろうと思ったんですか?」と聞きたくて聞きたくて仕方がなかった。
もの凄い志のある返事か、「何となく~。」というマイペースな返事か、いろいろ想像したが、聞くタイミングがつかめないまま別の病院へ行ってしまった。
「何となく〜。」でハードな仕事をこなしていたら、それはそれで凄い。

元気かなあ。
変わってないといいな。

次回は3ヶ月後に血液検査だけするらしい。
勝手に次は半年後と思っていたが、まだ3ヶ月毎なんだな。

その日は婦人科に行って子宮がん検診の結果も聞いて来た。
こちらも問題なし。

何か今は病気になる気がしない、とすぐ調子に乗る単純な私だった。