6月は放射線治療で19回病院に通ったが、昨日は7月に入って初めての病院だった。
朝一で血液検査をして、放射線科、外科の順番で診察があった。
最初、「前日に血液検査をして・・・」と主治医が言っていたのだが、
私が「働き始めているかもしれないので、同じ日にして下さい。」
と、お願いして血液検査を同じ日にしてもらった。
でもまだ働いていない。まあ、へたれなので仕方ない。
朝一で行ったのに、血液検査の順番は60番だった。
正月明けよりはマシで30分くらいで順番が回ってきた。
腕では採血が出来ないので、今は手の甲で採血してもらっている。
次の放射線科はあっという間に終わり、外科の予約まで時間があったので、近くのホームセンターに行って花を買った。
庭仕事は好きではないが、家にはじーちゃんが使っていた花壇がある。
今年の前半、花壇には殆ど何も無かったので、そろそろ花でも植えようか、という気になったのだ。
病院に戻って、外科の診察を受けた。
「採血は手の甲ですか？」
主治医が私の手の甲を見て言った。
「はい、腕は無理なので。」と私。
「せっかくポートがあるから、ポートにしてもらえばいいんじゃないですか？」と主治医。
「先生、ポートは処置室行かなきゃ採血できませんよ。」と横にいた看護師さん。
「・・・じゃ、ちょっと確認しておきます。」と主治医。
点滴のためのCVポートを右鎖骨下に入れて4ヶ月。初めてそんな話を聞いた。
CVポートから採血できないのかなあ、と思ったことはあったが、手の甲から採れたので、特にこちらから聞くことも無かった。
手の甲で採血できるのなら、抗がん剤も手の甲から入れて、CVポートも必要なかったのか？と思うこともあった。
でも、それなら、CVポートを入れる前にそういった話はあっただろう。
素人の私にはよく分からない。が、別に不満はない。
それよりも主治医がCVポートを入れたことを忘れていなかったことにホッとした。
血液検査の結果は問題無かった。
抗がん剤治療でヘロヘロの時も血液検査で問題が出たことはない。
私は基本は健康なんだろう。
次回は3ヶ月後ということだった。
3ヶ月後には乳がんを治療する前と同じような生活に戻っているのかなあ。
