せとるこの日々

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ホルモン療法が始まる2

再び外科へ行き、受付で名前を言うと、先程の看護師さんが出てきた。
看護師さんが来て、
「さっき言ってた飲み合わせのページを見せてもらえますか?」
と、言われた。
「へ?」
さっきは色々なサイト見てたからなあ、と思いながらスマホを見ると、ちょうど赤字で『タモキシフェン(ノルバデックス)の効果が下がるので、パロキセチンとの飲み合わせは避けましょう。』と書いてあるページがあったので、看護師さんに見せた。
「ここ以外は見ませんから、ちょっとお電話お借りしますね。」
と、看護師さんは私のスマホを持って中に入っていった。
「へ?」

しばらくして名前が呼ばれ、診察室に入るように言われた。
「すみません、心配だったんで質問したんですけど。」
入ってすぐ私が言った。
「そういう報告もありますんで、他の薬があるか調べます。」
主治医が言った。
特に言い訳するでもなく、説明するわけでもなく、淡々と事を進める主治医が好きだ。
「あの、あれだったら、通っている心療内科パロキセチンを他の薬に変えてもらいますけど。」
私が言った。
「そうしてくれるとありがたいですが、とりあえず調べてみます。」と主治医。
スマホをもらって診察室を出てしばらく待った

抗がん剤が始まる2日前まで生理はあった。
抗がん剤治療中半年は生理が止まった。
とりあえず、私は閉経前に分類されるようだった。
閉経後だと代わりの薬もあるようだが、閉経前だと薬の種類が限られている、と待っている間にネットで調べた。

名前を呼ばれて診察室に再び入った。
「代わりの薬はありませんでした。」と主治医。
やっぱり・・・。
「でも、一緒に飲んでも問題はないですから。」
主治医は言った。
ホルモン剤の効果が弱まる可能性があるだけであって、体には問題ないのだろう。
でも、飲み合わせで効果が弱まる可能性のある薬を5年も飲むのは嫌だ。

診察室を出たらお昼を過ぎていた。
通っている心療内科はもう昼休みに入っていた。
夕方、心療内科に行くことにした。