・自分の食べ物
食欲が全く無い時は、パウチ状のゼリー、すりおろしりんごを数回に分けて口に入れた。
今までお腹を壊して1日くらいの絶食はしたことがあったが、4日も5日も食事がほとんど食べられないということは無かったので、初めての経験だった。
・家族の食べ物
何もできないじーちゃんと、何もしない旦那の食べ物を用意するのも大変だった。
といっても、体調が悪い時は、冷凍食品とレトルト食品ですべて済ました。
旦那に至っては晩酌のおつまみまで必要だったが、これも冷凍食品とレトルトで済ませた。
一度、私が「今日はほか弁買ってきて。」と言ったら、
旦那は、「えー、家にあるもんでいいよ。」と答えた。
私の体がしんどくて、食事の用意をパスしたい、という気持ちは分かってもらえていないようだった。
旦那としては、手抜き料理でいいじゃん、と思っているようだった。
食事の用意に関しては感覚が違うんだ、と思って諦め、家にあるもので用意をした。
『文句は言わせねえよ。』というオーラを出しながら、手抜きご飯を用意した。
体調が少し戻ったら、寒い時期だったこともあり、鍋、おでん、カレーのローテーションで何日かは献立を考えずに済んだ。
物を食べないと体重は減るようで、手術前から最高で12キロ痩せた。
食欲が戻って5～7キロ戻って、次の点滴を受けて5～7キロまた痩せる、ということを8回繰り返した。
今は手術前から5キロ痩せた体重で落ち着いている。
これだったら、昔のズボンが入るかなあ、と思ってはいてみたところ、入らなかった。
手術前は2年前から７キロくらい太っていたので、今5キロ痩せたところで、まだ2キロ太っているのである。
それに体がたるんでいる。
もう少し体が楽になったら、あと2キロ落として体を引き締めよう。
