せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

年末の身内

じーちゃんの弟(旦那の叔父さん)は、お盆と年末に我が家に来る。
ご先祖様の位牌の並ぶ仏壇に線香をあげに来る。

いつも来るときは30分前くらいに電話をかけてくる。
前もって「〇日に行くね。」とは言わない。

今年は来週末だろう、と思っていたら、今日来た。
いつも電話が来てから部屋を片付ける。

何年か前は連絡無しの訪問もあった。
居間のワックスをかけてる途中で、旦那もいなかったので、線香だけあげて帰っていかれた。
出来れば前日くらいにお知らせがあるといいなあ。

じーちゃんの弟は、今週白内障の手術で5日間入院してたらしい。
「寒波の間、温かい病院にいた。」
と嬉しそうに言った。
こういうところはじーちゃんに似てる。かわいい。

病院は完全に面会禁止だったらしい。
奥さんは何もできない旦那さんの荷物を、毎日ナースステーションまで持っていったそうだ。大変だな。

で、じーちゃんの弟から妹(旦那の叔母さん)が入院したことを聞いた。
2週間前にグループホームで転んで腰の骨を骨折したという。
認知症のため、受け入れてくれる病院が近くになくて、車で1時間以上かかる病院にいるらしい。

認知症で骨折して入院して動かなかったら、そのまま寝たきりになってしまうんではないか?
不安になった。

じーちゃんが亡くなってから、身内に大きな怪我や病気が無くて、じーちゃんが守ってくれてるのかな?なんて思ったりしたが、守ってくれてなかったのか・・・。

じーちゃんの弟夫妻が帰ってから、旦那は叔母さんの娘に電話した。

すると、叔母さんは昨日退院して、グループホームに戻ったという。
コルセットをして歩行器を使えば自分で歩けるらしい。
ああ、よかった。

認知症もそう進行してなくて、普通の会話はできるそうだ。
「兄さん(じーちゃん)は元気?」
と言っているそうだ。
叔母さん、葬儀に来たんだけどな・・・。
まあ、普通の会話ができるから良しとしよう。

じーちゃんが守ってくれてないようで守ってくれてるんだねー、と写真に話しかけたら、じーちゃんは微笑んだような気がした。