せとるこの日々

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EC療法 2回目 副作用

EC療法2回目は倦怠感が増した。
この先抗がん剤を続けたら、どんどん体が弱っていくのだろうか。

ちょうど、2回目の初日から脱毛も始まった。
朝起きたら、肩のあたりに結構な量の髪の毛が抜け落ちていた。
「きたか。」
大体2週間くらいで抜け落ちると聞いていたが、8割くらいまではパラパラ落ちていったが、残りの2割になると抜ける速度が極端に遅くなった。
使い捨ての10枚入りのヘアキャップを使って、「10枚無くなる頃に髪の毛もなくなるだろう。」と思っていたが、30枚使っても無くならなかった。
自分で坊主にする人もいるようだが、髪を短くしすぎると抜けた時チクチクすると書いてあったので、10センチくらいに残してあとは自然に任せた。自然に任せたらまだ1割くらい残っている。
私の脱毛は薬によるものだが、自然に脱毛してハゲた人も似たような気分を味わったんだろうなあ、と思った。
ある日、髪の毛が抜け始め、抜ける量が増えていき、抜けたところには再び毛が生えてこない・・・。
私たち抗がん剤で脱毛する人間には看護師さんが「脱毛は一時的なものですからねー。」と前々から気を使って言ってくれていた。
だが、自然に毛が無くなった人にはそんな気休めを言ってくれる人はいない。
きっと、とてもせつない気持ちだったんだろうなあ、と思ってみた。

脱毛は鼻毛も抜けたようで鼻水が出やすくなった。
家で横になっているので、鼻水が垂れてきても、そう問題はなかった。

とりあえず、全体的な副作用の流れは1回目と似たようなものだったので、後半になると、腰痛、下痢、痔に備えた。食欲が少し戻った時に食べる量を控えたら、下痢が前ほど酷くなくなり、痔も前より落ち着いた。
家で横になっているからか腰痛もあったものの、前ほどひどくなかった。

今回は口内炎が新しく登場した。
口の中のいろいろな場所に出現する。
物が食べられなくなるほどひどくはないが、不便だった。
次回はうがい薬をもらおう。

2回目の副作用で一番ショックだったのは働けなくなったことだった。