せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

ドセタキセル 2回目 後半10日

後半になると、吐き気はやや治まった。
この頃になると、ずっと10~20パーセント残っていた頭髪が2~3パーセントまで減った。
それまでは残っていた眉毛が頭髪を追い抜いて一気に無くなった。
まつ毛はまばらに残っている。
眉毛がなくなるとテレビで見る宇宙人のようになった。

両足の親指の爪は4分の1白くなったまま変わりはなかったが、両手の親指、人差し指、中指の爪の根本付近に横線が入った。
1回目の時から爪は痛かったが見た目は色が悪いくらいでそう変わりなかった。
が、2回目の後半から根本が痩せてとうとう線が入って爪が割れそうになった。
それまでは、ドラッグストアで見つけたお値打ち品のネイルトリートメントクリームというものを使っていたが、線を見つけて、ドクターネイルのディープセラムを購入した。
定価2800円のため、それまで買うのは躊躇していたが、評判が良かったので、
(爪を守らねば)
と思い、急いで買いに走った。
ディープセラムを塗ると爪の根本がしみた。
(おおー、もう割れているのか?)
不安になったが、『効果が出るのは2週間くらい必要』と書いてあったので、とりあえずディープセラムを塗って、その上からトリートメントクリームを塗った。

EC療法は2週間毎だったので、動けるようになった頃に点滴を受けてまた寝込む、という繰り返しだった。
ドセタキセルは3週間の間隔があり、前回は手足症候群でバタバタしてあっという間だったが、今回は手がボロボロにならなかったため、最後の1週間くらいは結構体力的に余裕があった気がした。
で、今年に入って全然片付けができていなかったので、半日片付けに没頭したところ、腰痛になり、下痢になり、痔になった。
腰痛、下痢、痔はEC療法1回目で出てきた症状である。振り出しに戻った気がした。
前回は痔が出なくて喜んでいたのに、少し動いただけでいろいろな症状が出てくる。
結局、体力的に余裕がある気はするものの、副作用が怖くて最低限の家事だけして寝ていることにした。