せとるこの日々

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EC療法 2回目 化学療法室

入院して1回目の点滴を受けた後、看護師さんに、
「2回目からは化学療法室で点滴を受けるので、見学に行ってきてくださーい。」
と言われた。
6時間くらい点滴を待っていたので、その間に行かせてくれれば・・・と思ったが、まだ体もだるくなかったので、化学療法室へ行った。

リクライニングチェアが10台くらいに、ベットが10台くらい。一度に20人くらいが抗がん剤を受けられる部屋がそこにはあった。
綺麗な看護師さんが中を案内してくれた。
化学療法室内にある小部屋に入って少し話をした。
「setさんは右腕しか使えないので、前日に血液検査をして、翌日に抗がん剤の点滴ですね。」
なに?2日も病院に行かなければいけないのか?
「1日で全部できませんか?仕事があるので・・・。」
そう言うと、看護師さんは、
「先生と相談したら1日でいいかもしれませんね。」
と言われた。

部屋に戻って主治医が来た時に、1日で全部できないか聞いてみた。
「液漏れのリスクがあるから、2日に分けた方がいいですね。」
とのこと。
どうしても1日でやって!という訳でもなかったので、2日通うことで納得した。

だが、さっき診察が終わった後、看護師さんが、抗がん剤の点滴の翌日に白血球を下げない注射を打ちにくるように説明してたから、実際は3日通うのではないか。
近い病院にして良かった。

2回目は化学療法室デビューをした。
リクライニングチェアの方に通された。
若い先生が来て針を刺した。
怖がりな私はいつも刺す瞬間は目を閉じて、落ち着いた頃に目を開けていた。
で、この時も落ち着いたかな、と目を開けたら、腕から血がだらだら流れていて、針を抜くところだった。
失敗したようだった。
まあ、よくあることだ。
そこで1時間半くらいの点滴を受けた。
1回目の終わりと同じように終わりがけに、頭がガンガンした。
次回からは痛み止めを持ってこよう。
ああ、また恐怖の2週間が始まるんだなあ、と思った。