せとるこの日々

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納骨の予約

実家の母が亡くなって11月で1年になる。
早いなあ。
今年の夏も暑かったが、クーラーを使わない母を心配する必要がなくなった。

1月の四十九日まで片付け等でバタバタしていたので、母の納骨は1周忌にすることにした。

父は37年前に他界した。
クセの強い母は「お父さんと一緒にいる!」と言って、長い間父の納骨をしなかった。
数年前、やっと決心して母が見つけてきた納骨堂に納骨した。
母も同じ納骨堂に納骨する。

私は若い頃、「お墓建てるんならお金出すよ。」と何度か言った。
だが今考えると、お墓があったら墓じまいのことも考えなければいけなくなるから、納骨堂に決めてくれてよかったと思う。

母の家の片付けをしている時、仏壇の処分をした。
その仏壇の中から小さい骨壺が出てきた。
納骨したはずの父のお骨が残ってた。
うっそー、まだあったんかい。

母の納骨日時を予約する時に、父の追加分について問い合わせることにした。

で、先日、納骨堂へ予約と問い合わせをした。
声からすると若い女性が応対してくれた。
優しく穏やかな声で電話が苦手な私も安心して聞きたいことが伝えられた。

父の納骨のことを聞いた。
もう一度一人分で申し込むのか、追加料金が必要なのか。

すると「お経が必要なのでそのお布施が必要ですね。」とのことだった。
そのお布施代も聞いておいた。

母の納骨の予約と父の追加納骨の予約ができ、ホッとして電話を切った。
仏壇の処分をした1月から気がかりだった。ははは。

すると数分後、電話が鳴った。
出ると、先ほどの女性だった。
「すみません、お伝え忘れてましたが、お父様の納骨の控えをお持ちください。」
という案内だった。
大丈夫、納骨の控えはちゃんとある。
「わざわざご案内ありがとうございます。」
そう言って電話を切った。

また数分後電話が鳴った。
出ると、今度は納骨堂の男性からだった。
「先ほどお経が必要と案内したようですが、お経はありません。
特に何も必要ありませんので。何度もすみません。」
「わざわざご連絡ありがとうございます。」
電話を切った。

その数分後、また電話が鳴った。
出ると、先ほどの男性だった。
「お父様の納骨履歴を確認しておいた方が当日の手続きが早くなりますので、お父様のお名前を教えていただけますか?」
「はい。」父の名前を告げた。
「ああ、確認できました。何度も申し訳ありません。」
電話を切った。

電話で応対してくれた人は二人ともとてもいい人だった。
だが何度も電話が必要ということは追加納骨というのはあまりないことなんだろうな。

今日はお彼岸の中日。
我が家のお墓参りは済ませてある。
我が家のじーちゃんが使っていた部屋に実家の両親の簡易の祭壇を置いた。
実家のお墓(納骨堂)参りは、11月でいいかな。
簡易祭壇をお彼岸仕様にした。