せとるこの日々

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術後5年検診

先日、1月の終わりに検査した血液検査、造影剤CT、骨塩定量検査の結果を聞きにいった。

術後5年だと、普段は乳がん治療をしたことを忘れている。
だが、5年前の今頃は、と思うとはっきりと副作用で動けなかった日々を思い出す。
昨日食べた夕ご飯は思い出せないのに。

職場の乳がんの先輩は再発してから5年で薬が終わったと教えてくれた。
前回の受診で先生に聞いてみたら、
「この薬は10年飲むものですから。」と言われた。
先輩とは薬が違ったからきっとタイプの違う乳がんだったんだろう。
まだあと5年副作用のある薬を飲むんだな。

で、今回はCTの結果で肋骨に影が認められたらしい。
「気を付けてくださいね。」
と先生に言われた。

何に気を付けるんだろう、と思い、次回の予約を取る予約センターで看護師さんに聞いてみた。
私「肋骨に影があって、気を付けるようにって言われましたが、何に気を付けるんでしょうか。」
看護師さん「そうですねえ、痛みがあったら予約前でも診察に来てくださいってことですかねえ。」
そういうことか。

今の先生は前の先生より説明してくれるが、いつも待機人数が多いので質問することが憚られる。
今回も2時間待って5分くらいで終わっていた。

今までも影があって、問題なかったことがあったので、今回もそうだとは思うが、やはり気になる。
CTは半年に1回だが、この影が気になるので3ヶ月後に再びCT検査をするらしい。
そう急ぐものでもないようだ。

病院を出たところの調剤薬局で薬をもらった。
「診察どうでした?」
調剤薬局の人が聞いた。
私「影があるって言われました。」
調剤薬局の人「そうですかー。子宮ですか?」
私「いや、肋骨です。」
調剤薬局の人「そうですかー。今日の薬はいつもと一緒です。」
私(診察どうでした?のくだりはいらないんじゃない?)
患者さんとコミュニケーションを取らなければいけないのだろうが、「そうですかー」だけの返事に???となった。

で、家に帰って家のことをして、夜になってもらった血液検査の結果を見た。
「血液検査の結果は問題ありませんから、結果を印刷しますねー。」
と診察室ではサクッとした流れだった。

ファイルに入れるときに、前回と何が違うか見たところ、前回と数値が全く同じだった。
「あれ?」
検査日時を確認したら、今回ではなく、前回の検査結果の印刷をもらっていた。

「え?え?」
問題ないのは前回?今回?と考えた。
3ヶ月後にまた検査があるが、仕事を休んで2時間待ってもらったのが前回の検査結果というのがちょっと腑に落ちなくて、問い合わせをメールでできたので、病院に事情を書いて送ってみた。

2日後の夕方に電話が来た。
「すみません、先生に聞いたところ、今回も問題ないそうです。
今回の結果を郵送で送ります。住所の確認をお願いします。」
とのことだった。

電話を切ってから、検査結果を郵送できるなら、病院まで行って2時間待たなくてもいいんじゃない?なんて思った。
でも、薬の処方は診察が必要だし、画像を見ながらの説明や次回の予約も必要か、と思い直した。

最近はオンライン診療もできる病院もあるようだから、待ち時間が少なくなるといいなー。

こんな感じで術後5年検診は少しバタバタして影は次回へ続くという結果となった。