せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

術後3年9ヶ月の検査

「もうすぐ術後4年になるので色々検査しておきましょう。」
前回の診察の時に担当の先生が言った。

で、今週、術後4年の検査を受けた。
正確には術後3年9ヶ月になる。

私が通う病院は新型コロナウィルス感染患者の受け入れもしている。
ここ最近の感染爆発で忙しいことだろう。
感染患者の手当てで忙しかったら、私の検査なんて半年くらい後回しでもいいですよー、と思っていた。

わざわざこちらからそう言うのも何なんで、検査延期の電話がかかってきたら、快く延期を受け入れるつもりでいた。
だが、特にそんな連絡は無かった。

術後2年くらいまでは再発にドキドキしていたが、術後3年では過去のことのように感じた。
術後4年近くなると、乳がん治療の辛い日々がただの夢だったように感じる。

左胸は手術痕もあるし、リンパ節を取った左脇は時々鈍痛があるし、前髪は相変わらず薄いから、夢ではなかったんだなあ。(前髪は1年前よりマシにはなった。)

でも4年経つと日常生活には何も問題無い。
早期発見早期治療は大事です。

今回の検査は午後からだった。
血液検査
骨塩定量検査
造影CT検査
超音波(エコー)検査
の順番に回る。

午後は外来診察が無いので病院は静かだった。
思ったより病院は落ち着いていた。

待ち時間もほとんどなく、検査が済んでいく。
今回は針の入れ直しもなく、血液検査も造影CTもスムーズに終わった。
おお、あとはエコーだけか。
エコーは横になって胸の上を超音波の器械で撫でるだけだ。

超音波検査の受付に行った。
「今日はマンモグラフィーとエコー検査をします。」
受付の人が言った。
え?
マンモなんて聞いてないし、書いてないし。
でも、1年前もマンモは受付表に書いてなかった気がする。

まあ、検査してもらうのに問題はないが、心の準備が出来ていない。
1年前に術後初のマンモグラフィーの検査を受けたところ、手術した左胸を挟むと、息ができないくらい痛かった。
あの痛い検査が突然やってきた。
心の準備が出来ないまま、検査を受けた。

おお、1年前に比べると痛みがマシになっている。
左胸が回復しているのか?
でも、右胸より遥かに痛いので、息はできたが歯を食いしばって検査を受けた。
悲しいことに左胸だけ撮り直しになって合計3回歯を食いしばった。

最後のエコー検査は楽勝だった。

という感じで約2時間半、乳がん検査のフルコースを受けて帰ってきた。
結果は2週間後。
まあ、問題はないだろう。