せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

勘違い

先日、ネットニュースを見ていたら、
『2020年に急逝した○○さんの3回忌が行われた。』
という記事があった。

2020年っていったら、じーちゃんが亡くなったのと同じ年だなあ。
え?3回忌?おととし亡くなって3回忌が今年になるの?

検索すると『満2年が3回忌』と出てきた。
恥ずかしながら、満3年が3回忌だと勘違いしていた。
情けない。

30年以上前に亡くなった実家の父の3回忌の時に「1周忌の翌年が3回忌なんてややこしいな。」と思ったような記憶がうっすらと思い出された。
その後、3回忌に呼ばれることもなかったので、勝手に3年が3回忌だと思い込んでいた。

旦那も勘違いしていた。
1周忌を家族だけで行ったので、親戚から「3回忌は?」と聞かれることも無かった。

ネットで調べると、
『3回忌は菩提寺と相談して行った方がいい。』
といった意見が多かった。
気付いたのがじーちゃんの命日まで20日弱。

旦那は「すぐお寺さんに相談しよう!」というタイプではない。
「墓参りだけすればいいんじゃない?」と言った。

私も「じゃあ、私が相談するわ!」というタイプでもない。
次の日曜はお寺でお盆の施餓鬼法要があって、その次の日曜に3回忌で来ていただけますか?なんて急にお願いするのもなあ、と躊躇した。

『故人を偲ぶことが供養になる』と調べると出てくる。
じーちゃんのことはほぼ毎日偲んでいるしなあ。

旦那と話し合った結果、施餓鬼法要でお寺さんに「3回忌はどうします?」と言われたら、「実は数日前に勘違いに気付いて・・・」と相談することにした。

で、日曜日に施餓鬼法要に行った。
去年はオンラインの施餓鬼法要だった。
オンラインでの参加は我が家ともう一軒の2軒だけだった。

今年はお寺で行われた。
受付順に法要が行われるので、開始時間に行くと、いつもはガラガラの20台分くらいの駐車場が満車だった。あらま。オンラインとは違うな。

家が近いので一度家に戻って、終わる30分前に再びお寺に行ったら駐車場は1台分だけ空いていた。よかった。

密を避けるために外で受付をして、テントで順番を待った。
そう待たずして名前を呼ばれた。

法要は簡略化していつもより早く終わった。
でも、檀家さんが多く、住職は忙しそうだった。

去年はコロナ禍で檀家さんの家を回る棚経が中止だったが、今年はある。
この辺りは7月がお盆なので、しばらくの間住職も忙しい。

そんな中「来週か再来週の日曜日に3回忌お願いします!」なんて急なお願いはできなかった。
「どうしますか?」と聞かれることもなかった。

結局、旦那とふたりで供養することにした。
じーちゃんも笑って許してくれるだろう。