せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

百箇日法要

今週はじーちゃんの百箇日法要がある。
百箇日法要は『卒哭忌(そっこくき)』とも言われ、遺族が悲しむことから卒業する意味があるらしい。
百箇日法要を省略する地域もあるらしいが、やはりというか私の住む地区はある。

じーちゃんが亡くなってから、もう3ヶ月も経つ。
暑かったのが、今はもう寒い。
じーちゃんが元気だったら、今頃は暖房で部屋をボカボカにしているだろうから、こまめに温度を下げに部屋に通っていたんだろうなあ、なんて思ったりする。

じーちゃんが大好きだったので、葬儀後はじーちゃんロスになって、毎日泣いて、ご飯が食べられなくなって、痩せちゃうかなあ、なんて思っていた。
だが、全然そんなことは無かった。
むしろ太った。

返事が無いのは寂しいが、遺影のじーちゃんは素敵な笑顔をしている。
だから毎日癒される。

じーちゃんの好きな物をお供えに出すと、一段といい笑顔になる。
私が好きな物をお供えに出すと、「それは別にいらんけど・・・」みたいな苦笑いになる。

じーちゃんの表情が変わるのは「気のせいだ。」と旦那が言う。
気のせいなんだろうが、楽しい。

今年に入ってからはじーちゃんの認知症が酷くなって、家にいても「ここはどこだ?」と言っていた。
思い出すと、今でも心が痛む。

こちらも寝不足になって、ヘルパーさんやデイサービスのお世話になりながら24時間じーちゃんをひとりにしない様にした。

で、脳梗塞になって2ヶ月入院して永眠した。
入院2日目にはまだ話せた。
その時、私が「えらくない?(しんどくない?)」と聞いた。
じーちゃんは「えらない。(しんどくない)」と答えた。
これが最後の会話だった。
最後が「苦しい」とかでなくて良かった。

先週、ブロ友のたまさんに私の身体的・精神的負担が減ったことを教えていただいた。
そうだ、この3ヶ月で、身体的・精神的負担は激減した。
おかげで更年期障害も落ち着いた。
ありがとう、じーちゃん。

法要を日曜日に希望したが、お寺さんの都合で週の半ばになった。
なので、昨日、今日と仏壇周りを掃除している。
毎日、仏壇に向かっているが、物をどけると結構ホコリがある。むむむ。

花をいつもより多く飾って、お供えもいつもより増やした。
じーちゃん、今日もまたきれいにするからねー。