せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

定期健診

術後3ヶ月毎の検診も3年を越えた。
前回は血液検査だけだった。
12月の後半に採血をして、1月の始めに結果を聞きに行った。

やっぱりというか、問題は無かった。
待ち時間も少なく、検査結果の説明から次回の検査の説明と予約、処方箋を出すまでがとてもスムーズだった。
(成長なさいましたな。)
診てもらう側なのに、おばちゃん目線で若い先生の成長を心の中で労った。

で、今回は術後3年3ヶ月検診でCTと血液検査を受けた。
今週、暖かい天気のいい日に病院に行ってきた。
愛知県は非常事態宣言が解除されたからか、平日の午前中だからか、病院は結構混んでいた。

CT検査の予約時間より少し早めに着いたので、時間指定のない血液検査を先に受けようか、と血液検査の待合を見に行ったら30分待ちだった。
あら、30分待ちだとちょっとCTに間に合わなくなる。
なので、CT検査の受付をして少し待つことにした。

CTを受ける人も多いようで、人が行ったり来たりしている。
しばらく待った後、呼ばれて検査着に着替えてまた待った。

少しして、造影剤を注入するための血管のルート確保をするために呼ばれた。
去年も一昨年も、手の甲から腕側3センチくらいのところに針を入れたので、そう伝えた。

看護師さんが私が言った辺りを触った。
「血管が見えない・・・。」
ああ、久しぶりに聞く言葉だ。
他を探すことにした。

途中からもう一人の看護師さんも応援に来て、2人がかりで針を刺せそうな血管を探した。
「ごめんなさいねー。
痛いですよねー。
すみませんねー。」
とても腰が低く丁寧に扱ってくれる。

こちらも
「いえいえ、こちらこそ(血管出なくて)すみません。」
と謝った。
3年前の抗がん剤のルート確保の時は、10回以上プスプス刺され、最後は泣き叫ぶ中、針を刺された。
それに比べたら屁でもないです。
と思っていた。

3回目に肘の近くで針が入った。
その後の血液検査でも途中で血が出てこなくなって、ベテランさんを呼んで別の場所から採血をした。

この日は5ヶ所止血のテープを貼って帰ることになった。
久しぶりだなあ。
今回手間がかかったのは、3年すぎても気を抜くなという戒めだったのかな。
いや、特に意味はないだろう。