せとるこの日々

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脇の痛み

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2月の半ばに造影剤CTの検査を受けた。
その後、左脇がむくんで痛くなった。
造影剤を受けた時にもらった説明書には、『むくみが見られる場合があります』とある。
その下には『気になる場合は受診するか電話でご相談ください。』と書いてある。
相談するほどの痛みではなかったので、様子をみることにした。

4年ちょっと前の乳がんの手術で、転移しているということで左脇のリンパ節を取った。
それから2年くらいは腫れと痛みが続いた。
それがずっと続くのかと思っていたが、ここ2年は少し違和感がある程度で痛みが消えていた。

今回の脇の痛みはこの2年で最大級のものだった。
たまに脇が痛くなった時は、手術後に覚えたセルフリンパドレナージ(マッサージ)をして痛みを和らげた。
今回も久しぶりにリンパドレナージをがっつりやった。
しばらくは痛みが治まるが、また復活する。

何だ、何だ。痛みの原因は何だ。
造影剤か?
造影剤を打った新米看護師くんか?
老廃物が溜まっているのか?
天候のせいか?
ホルモンバランスか?
原因を考えてみたが、分からない。

3月の上旬に検査結果を聞きに行った。
やっぱりというか、ありがたいことに問題は無かった。
造影剤の後、左脇が痛くなったことを言ってみた。

先生「コロナワクチンは打ちました?」
私「去年の夏に2回目打ったのが最後です。」
先生「じゃ、違いますね。」

先生はコロナワクチンが痛みの原因だと思ったようだ。
造影剤は関係ないのか。

その日は予約していたのに2時間以上の待ちだった。
私の後にもたくさんの患者さんが待っている。
「痛みも落ち着いてきているから問題ありません。」
と、私は言って早々に診察室を出た。

だが、診察後数日しても脇の痛みは無くならない。
どうしたものか、と壁に手をついて肘を曲げて脇を伸ばしてみた。
ん?痛いけど気持ちいい。
も、もしや、これって・・・。
と、ふと思いついたことを調べてみた。

『脇のこり』で検索すると『脇こり』という言葉がズラーッと出てきた。
何だ、脇もこるものなのか。

『脇こり』という言葉を知って約2週間。
リンパドレナージと脇こりマッサージを併用していたら、痛みは和らいだ。

脇こりを知る前はもう一度病院に行って相談しようか、でも担当の先生は乳腺の専門ではないから、乳腺専門のクリニックに行こうか、でも乳腺クリニックに行ったら、いつも行っている病院に行けって言われるだろうな、なんてことを何度か考えていた。
結果、病院に行かないでよかった。

年を取るとガタが出てくる。
これからもこのガタと上手く付き合っていかなきゃいけないんだなあ、と気付かされた脇こり判明だった。