せとるこの日々

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カメラの設置

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去年までは頭のネジが緩んだりズレたりしたじーちゃんだったが、今年に入って頭のネジはどこかへ飛んで行ってしまったようだ。

少しずつ壊れていくじーちゃんを家で一人にできないため、世間が不要不急の外出自粛をする前から、じーちゃんのおかげで我が家は不要不急の外出自粛をしていた。

我が家の不要不急の外出自粛もまだまだ解除されそうにない。

前は物音がしたらじーちゃんの部屋に急いで駆けて行ったが、最近は睡眠不足のため、少しの物音には気が付かなくなってしまった。

先週、夜中に目が覚めてじーちゃんの部屋を見に行ったところ、じーちゃんは目を開けて動かないで床で横になっていた。
もちろん息はしている。
前だったら、声を出したりじたばたしてこちらも気が付いたが、今回は物音がすることも無く、床で横になっていた。

なかなかのホラーだった。

数日後はいつもの時間に起きてこないなあ、と夜中の3時頃部屋を見に行ったら、紙パンツが床に脱ぎ捨ててあって、尿で布団がびっしょびしょになっていた。
トイレと間違えたのかな?

そこで監視カメラを設置することにした。
監視カメラについては時々考えていたが、今までは、そこまでしなくても・・・、と思っていた。
だが、部屋で変な動きがあったらすぐ気が付くことができる。
で、ネットで注文した。

カメラを設置して数日。
じーちゃんが動いたらこちらに警告音で知らせてくれるような気の利いた設定のない安物なので、こちらが寝ている時にじーちゃんが動いても以前と同じように気が付かないということが分かった。

だが、こちらが目が覚めた時にすぐモニターを見て、じーちゃんに異変があったかどうかがすぐ確認できる。

朝や夜、こちらが起きているときはモニター越しにじーちゃんが寝てるか起きたか確認できる。

真夜中のじーちゃんの動きに対応するには監視カメラだけではまだ足りないが、休みの日などの日中のじーちゃんの動きに対応するにはこの監視カメラはなかなか役立つことが分かった。

連休中は真夜中の対策法を考えようと思う。