せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

術後2年4ヶ月の検査は問題無かった

今年2月の抜糸の時に、主治医に
「骨で痛いところはありませんか?」
と聞かれた。

ちょうど右足薬指の骨折をして数日だったので、「右足薬指が痛いです。」と言おうかと思ったが、乳がんの骨転移を想定しての質問だろうから、骨折のことを言うのはやめた。
先生は忙しいのだ。

その時、先生のパソコンの私の名前がある画面に、
『骨転移したらランマークを使用してください。』
という一文を見つけた。
去年転勤した前の主治医からの申し送りだろう。
淡々と話す前の主治医が「骨転移したんでランマークを使いましょう。」とお気軽に言っている姿を想像した。ああ懐かしい。

そんな質問や申し送りを見たら、骨転移の可能性が高いのか?とやや不安になった。

一昨年の夏に治療が一通り終了した頃は、再発や転移のことを結構考えていた。
だが、時間が経つと、普段は再発・転移のことを考えることはほとんど無くなった。
乳がんが昔のことになっていってるんだなあ。

2週間前に造影剤を使ったCT検査を受けてからは、少し骨転移のことを考えた。
年に数回のドキドキはまだ数年続くんだろうなあ。

今日は午前の予約だったので、2週間前より混んでいた。
でも駐車場に長蛇の列は無かった。
感染症指定病院だが、落ち着いている様子だった。
まあ、私が行くのは外科だし。

それほど混んでいなかったが、何故か私の担当の先生だけが『60分遅れ』の表示があった。
たいへんな患者さんがいるのか、逐一みんなに丁寧に説明しているのか。

他の診察室が午前の診察が終了になっているのに、主治医の診察室だけ診察待ちの人の番号が連なって表示されている。
そのうち『120分遅れ』の表示になった。

仕事を休んだので時間がないことはなかったが、駐車場や待合での人を見て、まさか2時間以上待ちになるとは思わなかった。

本を持っていかなかったので、スマホを眺めたり音楽聴いたりしてウトウトしたりしたが、2時間半過ぎると結構待ち疲れてきた。

3時間弱待って呼ばれた。
その頃には、骨転移してるかなあドキドキ、という気持ちは無くなっていた。

診察室に入ってPC画面を先生と一緒に見て、血液検査もCT検査も問題無かったことを確認した。
先生もこの調子だったらお昼ご飯食べる時間がないだろう。
はい、はい、とだけ言って、さっさと診察室から出た。5分くらいか?

次回は7月に血液検査と骨密度を測定するということだった。
検査というより健康診断みたいなもんだな。
次回の診察の時には読み応えのある本を持って行こうと思う。