せとるこの日々

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介護認定調査

4日前の木曜日はじーちゃんの介護認定調査の日だった。
前は1年に1度だったが、今は2年に1度になったので去年は無かった。

調査は平日のみということなので、じーちゃんはデイサービスを休み、私は仕事を休んだ。

じーちゃんの介護度は要介護2だ。
一部の動作に介助が必要な状態だ。
去年までは妥当な介護度だったと思うが、この年末年始は日常的に介助が必要な要介護3のようになった。

じーちゃんは介護保険の恩恵を受けている。
だが、週5のデイサービスと週3のヘルパーさんと福祉用具のレンタルを利用していると点数オーバーで実費負担がいくらかある。
要介護3になったら、保険でカバーできる。
今でも十分助かっているが、出来れば要介護3になるといいなあ。

だが、じーちゃんは介護認定調査の日はとても張り切る。
6年前には張り切り過ぎて要介護2から要介護1になってしまった。
その時は私がお昼に家に帰ることができる仕事で、じーちゃんも今より元気だったのでじーちゃんが平日家にいても問題無かった。

今は一人で家で留守番が出来ない。
夕方家に帰ると日中温度調節が上手くできなくて、ぐったりしているじーちゃんを見て、デイサービスを週5にした。

今回の介護認定調査の時には恐ろしく元気になっていた。
出来ないことも「出来る」といい、困っていることは「ない」と自信満々で言った。
同席したケアマネさんが苦笑していた。
私は訂正しなければいけない所は訂正した。
でも、あの調子だったら要介護2になるだろうなあ。
年末年始のじーちゃんを見て欲しかった。

調査が終わった後、元気なじーちゃんと久しぶりに出かけて外でお昼ご飯を食べ、理容室でカットと顔剃りをしてもらい、初詣に行った。
やっと元に戻ったか、と思った。

その夜、じーちゃんはトイレと洗面所で「蟻がたくさんいるー!」とせん妄が出て、翌日は服を着ることが出来なくなった。おーい。