今年の1月下旬にQUEENのコンサートに行って感動した。
その頃は新型コロナウィルスが日本でも広がりつつあるか?という状況だった。
2月上旬に”映画『ボヘミアン・ラプソデイ』をライブハウスで体験してみよう!”というチケットが発売された。
3月にライブハウスのZepp Nagoyaで上映されるというものだった。
ライブハウスだったら、映画館とまた違った感覚が体験できるかな?とチケットを1枚購入した。
2月の下旬からライブやコンサートが次々と中止になっていった。
じーちゃんがいて、何かあってはいけないので、上映しても行くのをやめよう、と思う頃にZepp Nagoyaの『ボヘミアン・ラプソデイ』は延期になった。
5月に延期になった。
5月はどうだろう?と思っていたら、これは4月の早い時期に再延期が決定された。
再延期の日は未定だった。
7月に映画館が再開され、名古屋駅の映画館で『ボヘミアン・ラプソデイ』が上映された。
行きたかったが、もしものことがあったら、と思い、行かなかった。
Zepp Nagoyaは7月でも全公演が中止・延期になっていた。
いつ再開されるかなあ、と上映を心待ちにしていた。
そして先週、”映画『ボヘミアン・ラプソデイ』は中止となりましたので、返金手続きをお願いします。”というお知らせが来た。
あれ・・・、最近は色々と世の中の規制が緩和されているように見えたが、ライブハウスはまだまだなのか。
客として私は残念な気分になったが、関係者はもっと残念なんだろうな。
昨夜は知り合いの小料理屋に今年初めて食べに行った。
「給付金で助かったけど、この状態が続いたら、来年はアウト。」
と知り合いは言っていた。
美味しくていつもお客さんで混んでたお店でもそうなんだ。
なかなか怖い世の中になったんだな。
主治医が変わって1年
3日前、術後2年10ヶ月の検査結果を聞きに行った。
結果は問題無かった。
午前の予約だったが、以前ほど駐車場は混んでいない。
小説を持って行って、180ページくらい読んだところで呼ばれた。
2時間弱。
以前よりスムーズに診察が進んでいるようだ。
私の何人か前の年配の女性患者が、主治医の診察室から扉を開けて出てくる時、
「先生、習字を持ってくるんなら、用具を一式用意するから、おおごとよー。」
と言っていた。
聞き間違いでなければ。
私の頭の中では、
患者さん「私、習字を教えてたんです。」
先生「へえ、習字の先生なら字が綺麗なんでしょうね。」
患者さん「じゃあ、先生に何か書いて持ってくるわ。」
という会話があったのか?と想像した。
いい先生なんだなあ、と思った。
私は基本、自分から世間話はしない。(できない。)
それはそれで特に問題はない。
私の検査結果を説明してくれる時、
「線はエコーの乱れで、黒い塊は液状の嚢胞(のうほう)で問題ありません。」
と画像を見ながら分かりやすく説明してくれた。
後期研修医だけど大丈夫かなあ、と最初は思ったが、問題なかった。
待ち時間だけもう少し短い方がいいなあ。
去年の秋に主治医が変わった。
前の主治医は淡々としたマイペースな先生で、えっ?と思うことも度々あったが、後から思うとそのマイペースさが結構好きだった。
「先生はなんでお医者さんになろうと思ったんですか?」と聞きたくて聞きたくて仕方がなかった。
もの凄い志のある返事か、「何となく~。」というマイペースな返事か、いろいろ想像したが、聞くタイミングがつかめないまま別の病院へ行ってしまった。
「何となく〜。」でハードな仕事をこなしていたら、それはそれで凄い。
元気かなあ。
変わってないといいな。
次回は3ヶ月後に血液検査だけするらしい。
勝手に次は半年後と思っていたが、まだ3ヶ月毎なんだな。
その日は婦人科に行って子宮がん検診の結果も聞いて来た。
こちらも問題なし。
何か今は病気になる気がしない、とすぐ調子に乗る単純な私だった。
花火
10月1日は私の住む市で花火があった。
毎年9月にある市のお祭りが中止になり、そのお祭りで打ち上げられる花火も中止になった。
6月、7月の全国でコロナ終息を願うサプライズ花火は、別の市で打ち上げられ見られなかった。
だから今年初めての花火が見られるのかな、と思った。
今回は地元出身の棋士藤井聡太二冠のタイトル獲得と八段昇段のお祝いと、新型コロナウィルス早期収束祈願と、医療従事者への感謝を込めた花火だという。
コロナ禍のため、打ち上げ場所は公表されず、打ち上げのお知らせも前日だった。
毎年9月にあるお祭りの花火は家の庭から見られる。
夜7時半開始ということで庭に出た。
夜7時半になり、花火が始まったようで音が聞こえるが、花火が見えない。
いつもと違う場所か。
我が家から北、東、南方面は小高い丘(低い山?)がある。
花火の音がこだまして、どこで打ち上げられているかさっぱり分からない。
外に出て、裏山を上った。
見晴らしのいいところにご近所さんがいた。
「もう少し頑張ってくれれば見えるのにねえ。」
と言っている。
おお、南西方向の山の向こうに花火の頭だけ見えるではないか。
もう少し頑張っても見るのはちょっと無理だろう。
『ケーブルテレビで花火やってるよ。』
職場の同僚からLINEが来た。
我が家はケーブルテレビは結構前に解約している。
別の同僚が家から見えた花火の動画を送ってくれた。
なんかみんなで同じ花火をいろんな場所から見ているのがおもしろい。
家に帰ってネットで検索したら、YouTubeでライブ配信されていた。
最後の5分くらいはライブ配信を見た。
YouTubeのコメント欄には
『おめでとう!』
『ありがとう!』
『頑張ろう!』
『キレイ!』
と明るいコメントがたくさん寄せられていた。
それを見て心がほっこりした。
でも花火は画面越しではなく、外で生で見るのがいいな。
花火は20分程で無事終了した。
しばらくして、その日が中秋の名月だったことを思い出した。
庭に出たら、キレイな月が見えた。
動の花火の後に静の月。
両方ともキレイだった。
月を見たら思わず
”みんなが幸せでありますように”
と祈ってしまった。
術後2年10ヶ月の検査
今週は3ヶ月に1度の乳がん検査に行ってきた。
術後1~2年は「再発するかなあ」と、やたらドキドキしていたが、3年近く経つと、特に心配することが無くなってきた。
時が経つとこんな心境になるんだな。
ホルモン療法をすると子宮がんになる確率が上がると聞いて、1,2年前は市のがん検診のハガキが届いたら速攻で婦人科に子宮がん検査に行っていた。
今年はやっと先週婦人科に検査に行った。
自分で勝手に3年は一つの節目なのかな、と思った。
午後からの検査だったので、駐車場はスムーズに停めることができ、余裕があったので、先に血液検査に行った。
「(腕の血管はボロボロなので)手の甲でお願いします。」
私が言うと、若い男性看護師さんが、いつも採血する手の甲の場所を触って、
「あー、ここになっちゃいますよねー。」
と言った。
(おぬし、出来るな。)
一瞬で様子を理解する看護師さんに、私は心の中でつぶやいた。
途中で血が止まって出なくなったので、助けを読んで二人がかりでの採血となった。
「手間がかかってすいませんでした。」
看護師さんが言った。
「こちらこそ、(へたれな血管で)すみませんねえ。」
と頭を下げた。
その後、放射線検査室へ向かった。
今回はエコーとマンモグラフィー。
前回の診察の時に主治医が、
「次回はエコー検査をしましょう。」
と言った。
「マンモグラフィーはやらないのですか?」
私が聞いた。
「エコーは一部を診るもので、マンモは全体なんですが・・・、じゃあ、マンモもやっておきましょうか。」
という流れでマンモグラフィーもやることになった。
乳がんブログとかを読むと、術後1年くらいでマンモグラフィーをやっている人が多かった。
私は術後まだ1回もやっていなかった。
なのでやってみたかった。
で、術後初めてマンモグラフィーをやったのだが、手術した左胸を挟んで検査する時は息ができないくらい痛かった。
撮影するのに、
「息を少し止めてください。」
と言われたが、
(もう止まってますうう。)
と心の中で答えた。
術後1年とかでマンモグラフィーを受ける人は凄いと思った。
今回受けて、もうあと3年くらいはマンモグラフィーは結構です、と思った。
検査結果は来週聞きに行く。
問題なければ、次は半年後くらいの検査になるかな。
普通体重
今週のお題「好きなおやつ」
大人になってからは、病気療養中以外は体重の増減がそれほどないと思っていた。
あっても±3キロくらいかな、と思っていた。
先日の片付けで自分の12年前と13年前の健康診断の結果が出てきた。
体重を見たら、今より6キロ痩せていた。
あれ?そんなに違った?
中年体型になったから昔のズボンが入らなくなったかと思っていたが、太っていたのか。
BMI値=体重÷(身長)² でいくと普通体重だ。
だが、BMI値も18.5から25まであるので、普通体重内での差が10キロくらいある。
これ以上太らないようにしよう。
というより少し痩せよう。
だが、おやつが好きだ。
私にとっておやつはお菓子だ。
独身時代は主食がおやつだった。
スナック菓子ばかり食べていたら、手と口が痺れた。
病院に行ったら、栄養が偏ったための栄養失調だと言われた。
それ以来、手と口が痺れてきたら野菜を食べるようにした。
今は前ほどスナック菓子は食べなくなった。
だが、おやつは好きだ。
中高年になってそろそろ和菓子にシフトするかと思っていたが、まだ洋菓子の方が好きだ。
だから今好きなおやつは洋菓子。
クッキー、チョコレート、ケーキが好きだ。
先週、バイクの任意保険に入ったら、保険屋さんがたくさんのケーキをくれた。
連休明けに職場の人に堂島ロールをいただいた。
幸せな週だった。
来週は知人に渡す誕生日ケーキを買いに行く。
ついでに自分用のケーキも買う予定だ。
今、お供えでいただいたヨックモックのシガールがじーちゃんの前に供えてある。
これも好きだ。
開けたら一気に食べてしまいそうなので躊躇している。
いつ開けようかな。
それよりこんな状態で体重を減らすことができるのだろうか。
片付け
先日の4連休、初日はお彼岸の墓参りに行った。
この8,9月の2ヶ月で5回お墓に行った。
今回もピカピカに磨いてきたので、もう今年は年末まで行かなくていいだろう。
連休2日目はバイクに乗った。
3,4日目は片付けをした。
『四十九日に次に行く世界が決まるので、それまでに故人の部屋は整理しておきしょう。』
という記事を読んで、じーちゃんの部屋は四十九日までに結構片付けた。
でもまだ押し入れの整理が終わっていなかった。
今住んでいる家の横には、古い家が倉庫代わりに残っている。
そこへ荷物を運んだ。
ふと、途中で気が付いた。
「これって、片付けじゃなくて、荷物の置き場所を変えてるだけじゃないのか?」
古い家の居間だったところには、じーちゃんの部屋の荷物がいっぱい置かれている。
うーん、これはおいおい処分していくか。
とりあえずじーちゃんの部屋の押し入れの片付けをした。
認知症が分かった頃に「15万円無くなった!」とじーちゃんが言った。
家族で色々なところを探したが、その15万円は出てこなかった。
今回の片付けで「出てくるかも?」なんて期待したが、15万円は出てこなかった。残念。
途中、懐かしい物を見つけては脱線しながらも、2日でだいたい片付いた。
じーちゃんはデイサービスでぬり絵を始めた。
「ぬり絵のとりこになった。」
と言って、家に持って帰ってまでぬり絵をしていた時期がある。
ちなみに私がじーちゃんに『大人の塗り絵』をプレゼントしても見向きもしなかった。
デイサービスでもらうぬり絵がじーちゃんにとってのぬり絵だったようだ。
デイサービスで7年くらいぬり絵をしていたので、結構な量残っている。
棺にも結構な量を入れてじーちゃんに持って行ってもらった。
残りは、、、もう少しとっておこうかな。
883(パパサン)が来た
私の中では、童話『アリとキリギリス』の働き者のアリと遊び好きなキリギリスの両方が存在する。
先行きが不透明な昨今の時世を考えると、老後資金を貯めておくことが重要だ、と私の中のアリが言う。
先行きが不透明ならやりたいことをやっておけ、と私の中のキリギリスが言う。
最近はキリギリスが幅を利かせている。
で、中古のバイクを買ってしまった。
10年前にじーちゃんの介護を始めてバイクに乗る時間は無くなった。
まあ乗る気にもならなかった。
なのでここ10年ちょっとはバイクに乗っていなかった。
時間ができたので、バイクに乗ろうかなー、と軽い気持ちでネットで検索したら名古屋のお店に気になるバイクがあった。
軽い気持ちで見に行ったら、連休までに納車できるというので、即決してしまった。
なんてキリギリスなんでしょう。
ハーレーダビッドソンのXL883Lロー、通称パパサン(パパサンロー)。
前は一回り大きいハーレーに乗っていたが、取り回しが上手くできず、もし次に乗ることがあったら883にしようと決めていた。
不器用なんだなあ。
で、昨日10年以上振りにバイクに乗った。
最初はフラフラして右左折は怖かったが、そのうち楽しくなってきた。
やっぱりバイクはいいなあ。
と言ってもバイクはそんなに詳しくもないし、技術もない。
ちょいのり程度のツーリングを細々としようと思う。
バイクに乗ると脳の機能向上とストレスの軽減があるらしい。
老化防止にあと数年乗ろうかな。
白の883(パパサン)に乗っている薄毛のおばちゃんライダーがいたら、それが私です。