せとるこの日々

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スマホ紛失と思ったら

3日前のこと。
仕事帰りにスーパーで買い物をして家に帰った。
旦那が帰ってきたので晩酌のおつまみを用意した。
私は平日は飲まないので、違うものを食べながら、スマホの充電が必要だったことを思い出した。
あれ、スマホが無い。
 
固定電話で自分のスマホに電話した。
家の中では音がしない。
旦那のスマホを借りて車に行って自分のスマホに電話した。
車の中にも無いようだった。
 
帰りのスーパーで落としたか?
スーパーに電話して携帯の落とし物がないか尋ねた。
ないらしい。
スーパーに行くときにポケットにスマホを入れた覚えがあるので、スーパーの駐車場に落としたかもしれない。
気になったのでスーパーの駐車場に落ちていないか見に行った。
スマホは落ちていなかった。
 
家に帰ったら、旦那が「警察に落とし物で届くかも」、と言うので、地元の警察署に電話した。
私のスマホは無かったが、電話で遺失物届けができるそうなので、手続きをしてもらった。
とりあえずやることはやったか。
スマホに依存しているつもりはなかったが、無いと落ち着かない。
 
PCで『携帯電話を紛失してやるべきこと』と検索してみた。
すると、『iphoneを探す』で地図上に位置情報が表示される、とあった。
なに?そんな機能があるのか?
私はiphoneを使用している。
説明通りに『iphoneを探す』をクリックするとPC画面に地図が出てきた。
スーパーが出てくるか、誰かが拾って知らない場所の地図が出てくるかドキドキした。
あれ、我が家周辺の地図が出て、我が家の上にマークが付いている。
家にあるのか?
 
あ、そういえば、帰ってきて最初にじーちゃんの部屋のファンヒーターの灯油を納屋で補充したんだ、と思い出して、納屋に走った。
納屋の床に冷えて横たわるiphoneを発見した。
まさか、こんなところで落としていたとは。
納屋に行ったことをすっかり忘れていた。
治るのに5年くらいかかるらしい抗がん剤の副作用のケモブレインか?
いや、ただの物忘れだろう。
 
すぐ警察署に電話して謝った。
「見つかってよかったですねー。」
と署員さんは言ってくれた。
 
今回、スマホを紛失しかけて分かったことは、『iphoneを探す』という機能があることと、警察署の人が優しいということだった。