せとるこの日々

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ドセタキセル お会計

ドセタキセル1回目は2月、2回目は3月に入院で行ったため、2月3月の治療代は高額医療の上限までいっていた。
3回目は4月に入って外来だった。
ドセタキセルは3割負担だったら3万円くらい、とネットにあったので、3万円用意してお会計に行った。
すると、14030円だった。前日の血液検査が1830円だったから、1セット15860円だ。
(あれ?油断させておいて次回ドカッと請求くるんじゃないか?)
と心配したが、4回目は血液検査が470円でドセタキセルが13340円で13810円だった。
EC療法が1回で限度額までいっておったまげていたので、ドセタキセルがとても良心的な値段に感じた。

4月3日と27日にドセタキセルの3回目と4回目を受けて、4月の治療代は29670円だった。
去年の11月から治療を始めて、初めて限度額上限までいかなかった。
少し嬉しかった。
普段はスーパーで少しでも安いものを、と買い物をしていて、100円割引なんかあったら喜んでいる貧民なのだが、病気治療をしていたら、金銭感覚がおかしくなってしまうようだ。

今まで高額医療に無縁だったが、この数か月で恩恵を受けて、ありがたさが良く分かった。
11月の月末3日の入院と手術の医療費明細が数か月後に送られてきたが、70万円とのことだった。
実費でそれを全額払っていたら、その後の抗がん剤治療も放射線治療もホルモン療法も断っていただろう。

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」というが、こんなにお金がかかる苦労は買いたくない。
しかも私は若くないし。
若い人にも買ってもらいたくないし。
まあ、この格言自体が病気には関係のないものだろう。