せとるこの日々

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ドセタキセル 1回目 手足症候群

点滴後、2日目から手がヒリヒリした。
「昨日持ってた手提げカバンが重かったのか?」
などと思っていたら、翌日には手が赤くなった。
「これは副作用なのか?」
その翌日には指の関節や手のひらのしわの部分は真っ赤になり、折り曲げるのも痛くなった。手の甲の指の付け根一帯も赤くなり、ヒリヒリした。
「これは冷やすのがいいのか、温めるのがいいのか、薬をつけた方がいいのか、つけない方がいいのか?」
ちょうど体も動かなくなり、横になって休み休み検索していたら、それが「手足症候群」というものだとやっと分かった。

手足症候群とは、『手や足にしびれ、ピリピリするような感覚の異常や、やけどをした時のような痛みが起こり、
赤くはれぼったくなったり、水ぶくれができたりする。特にかかとや手の指先など力のかかるところに症状がでやすい』というものらしい。
色んな副作用があるものだ。
そして私も色んな副作用になるものだ。
かかとも2日目からヒリヒリしていたが、特に見てはいなかった。手足症候群の説明を読んで、かかとを見たら真っ赤になっていた。ビンゴだ。

手足症候群は冷やすのがいいらしい。
まだよく分かっていないときにお風呂に入って、湯舟に手をつけたらジワジワして「これは良くなっているのか?」と思っていたが、逆効果だったようだ。
急いで保冷剤で冷やした。
薬も塗っていいようだったので、2年くらい前に皮膚科でもらった軟膏を塗った。
あまり効果がないようだったが、ハンドクリームも併用して綿手袋を常時着けるようにした。

『気付いたらすぐ担当医に相談してください。』ともあった。
だが体が動かない。
命に係わる副作用ではないらしいので、とりあえず体が動くようになってから病院に行くことにした。