せとるこの日々

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オーダーメイドインソール

約4年前、右足親指付け根の種子骨が割れた。
靴が合わなかったのかずっと違和感があって整形外科に行ったらそう診断を受けた。
それを機に足裏のアーチも崩れた。
更年期障害乳がんのホルモン療法で服用している薬の副作用もあるのかな、と思った。

それから市販のインソールを使って、足の違和感を抑えた。
落ちついた時もあったが、妙に気になるときもあった。

今年のはじめに乳がんの定期健診で骨密度の検査を受けたら、大腿骨が71%だった。
「70%切ったら、薬を使った治療をするので、カルシウムを摂ってくださいね。」
と言われた。
なので市販のカルシウムサプリを飲み始めた。

骨が弱っているのかなあ。
先々月、久しぶりに足の違和感が酷くなった。
右半身が全体的にずれた感覚がして、右半身が痛くなった。
頭も痛くて気分も悪くなった。

4年前にオーダーメイドインソールのことを整形外科で聞いていた。
両足で4万円くらいで保険申請したら保険代が戻ってくるらしい。
面倒だし、ちょっと高かったので、今まで選択肢にはなかったが、ここまで足の調子が悪いならオーダーメイドインソールを作ろう、そう思った。

整形外科に行ったらすぐ型を取ってもらえるかと思っていたが、「業者さんが来るのが毎週月曜日の夕方4時から5時半なので、その時間の予約を取ってください。」と窓口で言われ、診察を受ける必要があるらしく診察を受け、予約をした。

で、翌週月曜日に会社を早退して型を取って、その次の月曜日にまた早退して出来上がったインソールを取りに行った。

はじめの週はまだ慣れない感じがしたが、2週目は慣れた気がした。
しかし3週目のはじめに違和感を感じ、3週目の週末にはまた右半身がずれた感覚が復活した。

あれ?足裏が変わったかインソールが変形した?
原因が分からない。

オーダーメイドインソールが合わなくなってから他の整形外科でオーダーメイドインソールを作る手順を検索すると、『姿勢、足の形、歩行、前屈等をチェックします』という説明があった。

初めてのオーダーメイドインソールだったので、何をするのか分からなかったが、私の場合は5分で終わった。
トリッシャムという足の型を取る箱に足を入れるだけで終わった。
「足を入れてください。」
と言われるだけだったので、「???」となりながら足を入れた。
他のチェックは何もなかった。

出来上がりも靴を履いて立ち上がったのみで、保険申請の書類をもらって5分で終わった。
保証書や取扱説明書はない。

結構いいかげんなオーダーメイドインソールだったみたいだ。
「調整したかったらまた整形外科で予約を取るんですか?」と私が質問したら、
「整形外科を通さないと、保険適用できないんですよ。」と業者さんが言った。
合わなかった時でも有料なんだ、と思った。

作る時、インソール代が43000円(保険適用前)でそのほかに診察料や処置料というものが加算された。
調整でもまた診察料や処置料や加工代がつくのかな。
仕事も早退する必要がある。

こんないいかげんな業者にまた頼みたくないな。
そう思って、私は自分で紙ヤスリを使ってインソールの調整をした。

今回、オーダーメイドインソールを作るときは、どういう手順で何をするのか聞いてから作らなければならないことを勉強した。

昨日、健康保険適用による給付金のお知らせが来た。
約3万円戻ってきた。よかった。

インソール探しの旅はまだ続くのかな。