せとるこの日々

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母の回復

今週、母からLINEが届いた。
『今日、お風呂に入りましたが、問題ありませんでした。』
私が先週、ブログに母が3ヶ月お風呂に入っていないことを書いたのは知らないはずだ。

驚いて夕方電話をした。
「昼間に5分くらいだけど、3ヶ月ぶりに入ることができた。」
嬉しそうな声をしていた。

体が動かない。しんどい。お風呂に入れない。トイレに間に合わなくなった。料理を作れなくなった。等、母は電話をするたびに出来ないことが増えて、体調が悪くなっていき、入院した。

これは介護サービス受けた方がいいだろう、と思って、介護認定調査を受けることをやや圧をかけて勧めた。
不本意ながらも母は介護認定調査を受けてくれた。
で、要支援2の判定を受けた。

これで、デイサービスに行ってお風呂に入れるかなあ、と私はホッとしたが、母は家でお風呂に入った。
だれの助けもなく。
よほど介護サービスを使うのに抵抗があるのか。

まあ、その抵抗感からがんばって自分で自分のことをやってくれるのはありがたい。

母が入院してから毎週土曜日は名古屋の母の家に通った。
この生活が当分続くのかなあ、と思っていたら、
「10月は隔週で大丈夫。」
と母が言った。

確かにはじめの頃に比べてゴミの量が減った。
上手くまとめることが出来るようになった。
買い物も隔週でまとめ買いして、足りないものは自分で近くのお店まで買いに行けるようだ。

病院も先週一人で診察に行ったが、
「体がしんどかったけど、バス停まで行けた。」
と言っていた。
バス停まで歩いて、バスに乗っていけるようだ。
しんどかったらタクシーを使ってほしいが、クセの強い母なので、無理強いはしない。
診察結果は特に変わったことはなかった。

昼はまだ暑いが、朝晩は結構涼しくなり、過ごしやすくなった。
前ほど熱中症の心配はなくなった。

認知症かも、と思ったが、退院してから毎週会っていると、まだ認知症でもなさそうだ。老人性鬱の方だったのかな。

介護認定は何かあった時に使うとして、とりあえず母は少し回復して一人暮らしを続けられるようだ。

私はホッとした。
これから土曜日が隔週空く。
嬉しいな。