私はトルコ共和国が好きだ。
好きな理由を言い始めるとキリがない。
一言で言うと、私にとって居心地がいいところが好きだ。
昔、トルコにずっと住みたくて、トルコでお店を開こうと思って資金を貯めていたが、挫折した。
昔からヘタレである。
私にもしものことがあったら、骨はボスフォラス海峡に撒いて欲しいと旦那に言ってある。
ボスフォラス海峡はトルコの大都市イスタンブールにあるアジアとヨーロッパの間を流れる海峡である。
旦那は、「木曽川でいいだろ。」と言う。
出来れば、木曽川でなくボスフォラス海峡に撒いてもらいたい。
生まれ変わりがあるのなら、次はトルコで生まれたい。
出来れば、中都市の小金持ちがいい。
こういったことを考えると、妄想はどんどん膨らむ。
最後にトルコに行ったのは、じーちゃんが認知症と診断される半年前だ。
もう8年以上行っていない。
さすがに認知症のじーちゃんを置いてトルコに遊びには行けない。
最近、じーちゃんはテレビで『100歳まで元気で過ごす！』みたいな番組を見て、100歳まで頑張るようなことを言っていた。
じーちゃんは現在86歳。
ということは、あと14年トルコに行けないということか。
