せとるこの日々

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ドセタキセル 3回目 受診

2018年も4月になって抗がん剤の投与も残り2回となった。
苦を共にした抗がん剤で、楽しいことは何も無かったのだが、あと少しで終わりとなると少し寂しい気がした。
私はちょっとマゾなのだろう。

ドセタキセル3回目の受診はいつもと違う先生だった。
「4月から担当の曜日が変わりましてねえ。
今日は私がクッションで受け持ちますが、次回は担当の先生に戻りますから。はい。」
若くて腰の低い先生だった。
担当の曜日が変わるのは前回主治医に聞いており、本当は3日後の主治医の日に予約を入れるように言われたのだが、私の都合が悪くてこの日にしてもらったのだった。

先生は血液検査の結果をプリントしてくれ、
「いつも聞いていると思うんですが、このくらいの数値の上下は問題ないですから、ケモやっちゃって下さい。」
と、説明してくれた。
いつも主治医は血液検査の結果は画面越しにサクっと説明するだけで、プリントしたものはもらっていない。
先生によって違うんだなあ、と思った。
保湿クリームの処方を頼んだら、
「保湿は大切だから、どんどん使っちゃって下さい。」
と言われた。
何か営業職が似合いそうだなあ、と思い勝手に『営業』と名付けた。

ちなみに主治医は口数は少ないが、手術はちゃんとやってくれたっぽいので、既に『職人』と名付けている。
2ヶ月前に発熱した時に受診した総合内科の先生は、こちらが何か言うと必ず「なるほど。」と相槌を打っていたので、『なるほど』と名付けた。
この先まだまだこの病院には通うので、また『営業』先生に診てもらう日もあることだろう。