せとるこの日々

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CVポート埋め込み後

麻酔が切れたが、痛み止めの薬が必要な痛さはなかった。
前回、前々回の入院ではでデイバッグを右肩にかけて病院に行った。
だが、今回は右鎖骨辺りにCVポートを入れるためコロコロに荷物を括り付けて泊まりに来た。
当分の間デイバッグは担げない。
四半世紀前にはバックパックを担いでウロウロしてたりもしたが、CVポートを入れている限りもうバックパックも担げない。
ここ15年くらいバックパックを担いでいないので、今更担げなくても特に問題はないのだが。
旅行に行きたければ、スーツケースを引きずればいい。
じーちゃんが落ち着くまでは長期旅行は無理だが。
などと考えていたら主治医が来た。

「どうですかー?」
「水を飲むと首の横に異物があるような違和感があります。」
ポート本体が入っているところの痛みよりもカテーテルの異物感の方が気になっていた。
「これは慣れるものですか?」と私が聞いた。
「慣れます。」
主治医は即答した。
この即答は、以前抗がん剤治療を始める前に、
抗がん剤治療しながら働けますか?」と聞いたら、
「働けます。」
と、即答した時と似ていた。
抗がん剤では副作用が酷くて働けなくなった。これも個人差があって異物感は慣れないのかも・・・。)
少し不安になった。

しかし3日もすると異物感はほとんど無くなった。よかった。
傷口も1週間くらいで痛みは和らいだ。
寝るときは、左はリンパ節を切除していて、左を下にして寝ないように言われ、右はCVポートを入れて、右を向くと痛みが出て、結局仰向けでしか寝られなくなった。
普段寝返りをよくうっていたので、慣れるまではまだ時間がかかりそうだ。

CVポートを入れて1ヶ月もすると、たまに痛みや異物感を感じることもあるが、普段は入れていることも忘れるくらいに体になじんだ。よかった。