せとるこの日々

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ドセタキセル 1回目 受診

EC療法4回目の受診の際、次の抗がん剤ドセタキセルだと知らされ、ドセタキセルの冊子をもらった。
主治医「副作用は似たような感じです。」
私「若干(副作用は)弱くなるんですよねえ。」
主治医「体が弱ってるからキツく感じるかも。」
私「・・・」
といったやりとりがあった。

確かに4回目が終わった時点での私の体は弱っていた。
薬が変わったら働けるかも、と思っていたが、この時は(働けるんだろうか?)と不安になっていた。

そしてドセタキセル1回目の日。
主治医「体調はどうですか?」
私「良くありません。」
いつもは良くも悪くもないので「普通です。」と答えていたが、この時はヘロヘロだった。
主治医「血液検査の数値は問題ないので、抗がん剤治療を行いましょう。」
私(体調良くないのはスルーですか・・・。)
できれば1週間延期してもらって休憩したかったが、さっさと終わりたい気持ちもあるので、特に何も言わなかった。
1回目ということで、入院の用意も持ってきていた。

副作用が似たようなものなら、薬を貰っておこうと、
「うがい薬と吐き気止めと下痢止めを下さい。」
と頼んだ。
「うがい薬と吐き気止めと下痢止めですね。」
と主治医は画面を見ながら、指を折って数えた。
(ああ、先生の指は長くてきれいだなあ。)
と、私はボケーっと眺めていた。
私は体だけでなく頭もヘロヘロになっているようだった。

しかし、この後、「ヘロヘロになってるんじゃない!」という出来事に遭遇するのだった。