せとるこの日々

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EC療法 4回目 副作用

4回目の副作用は点滴1日目から結構あった。
倦怠感はもちろんのこと、吐き気が続いた。
吐き気止めはもらっていたが、1日1回分だったので、大切に飲んだ。
我慢できるときは飴をなめて、上を向いて声を出して気持ち悪いのを我慢した。

2日目に寝ている時に初めてホットフラッシュがあった。
「おおー、すごい汗だー。」
枕元にタオルを置いた。
ホットフラッシュは3日続いて、落ち着いた。

ささくれやちょっとした口内炎といった小さい副作用にもげんなりした。

1週間たったころ、強い腹痛と下痢になった。口にものを入れると、すぐトイレに走った。
その昔、『がきデカ』という漫画の主人公こまわりくんがニンジンを食べて、おしりからニンジンを出して「直通」とギャグを言っていたが、まさにそんな状態だった。
これは受診しなくても原因は分かっていた。じーちゃんの看病の疲れに違いない。病院でもらった冊子には「ストレスをためない」と書いてあった。その時の私はストレスだらけだった。
とりあえず、1日絶食をした。
そして、1日後にスープを飲んだ。
おなかは下らなかった。よかった。
それから2日は汁物だけ口に入れた。
なんとか下痢は治まった。
しかし、この下痢のおかげで痔が物凄く痛んだ。
2,3回目など比較にならないくらい痛かった。
前回、オリーブオイルを見つけておいて良かった。
オリーブオイルが大活躍した。

点滴をして、次の点滴まで14日間あるが、「ああ、やっと動けるようになったかなあ。」と思ったのは最後の1日だけだった。
全然体調も戻らずヘロヘロな日々が続いた4回目の2週間だった。
やはり、体の中にEC(エピルビシンとシクロスファミド)をがっつり入れたばかりの時に、
「さようなら EC療法」
と言ったのがまずかったのだろうか。