せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

一段落

私は週休二日で土・日が休みだ。
日曜日は旦那がいるので、土曜日が自分の時間として使える。

去年の7月に母が入院してからは、それまで月1回くらい玄関まで行っていた母の家に毎週土曜日行くようになった。
それから半年、母の家通いは続いた。
怒涛の母の家通いだったが、今思うと最後の親孝行だったかな。

先週、退去の立ち合いをして鍵を返してきた。
胸を張るくらい部屋をキレイに掃除した。
「ここも見ておくんですよね。」
と最後に管理会社の人がドアの横にあるガスメーターボックスの扉を開けた。
そこには何故か燃えないゴミが結構入っていた。
私はがっくりした。まさかそんなところにゴミがあるなんて。

管理会社の人は
「よくあることですよー。」
とカバンからゴミ袋を出してそこにゴミを入れてくれた。
「申し訳ありませんが、処分をお願いします。」
と私に渡した。
もちろん処分しますとも。

最後にケチだかオチだかがついて、母の家の退去手続きが終わった。
もう行くことはない。

ここ数日寒い日が続くが、暖房器具を使わない母の心配をしなくていい。
毎年、夏と冬は安否確認に必死だったが、それが無くなった。
気が楽になった。

スーパーに行くと、「あ、これ母が喜ぶかな。」なんて思う品物を見てしまう。
そんな時はちょっと寂しい。

母が亡くなって、ご近所さんや民生委員さんに挨拶に行った。
みんないい人だった。

住所が分かる母の友人に死亡通知状を出した。
70年以上の付き合いというお友達から返事をいただいた。
母の死をとても悼んでくれた。

もう一人、40歳くらい年下のお友達も悲しいという返信をくれた。
悲しんでくれる友人がいるということは母もいい人生だったんじゃないかな、と思った。

遺産相続する遺産もないので、姉妹も無関心のままだ。
司法書士にお願いする手続きは何もない。
これは助かる。

使えない遺品だけたくさん残してくれた。
我が家に運び込んだこれらの遺品をこれから片付けよう。