せとるこの日々

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足の爪が落ち着いた

抗がん剤ドセタキセルの副作用で足の爪が剥がれきったのが8月中旬。
 
手の爪は7月にすべて剥がれていた。
綿手袋をしていれば問題は無く、手の爪はすくすく伸びた。
 
足の爪はそうはいかなかった。
靴下を履いているだけでは問題があった。
両足親指の爪が剥がれた時点で新しい爪が半分くらい生えていたが、そこから先がなかなか時間がかかった。
 
以前爪があったところの肉が盛り上がり爪の成長を妨げていた。
そのままで靴を履くと、盛り上がった肉の部分が痛いので、ガーゼを当てて過ごした。
足の親指を庇って歩くと、足の他の部分が痛くなった。
今まで気にしたことはなかったが、足の親指は普段結構力がかかる部分だったんだなあ、と思った。
 
爪が伸びると、爪VS肉の闘いが激化していった。
肉優勢の頃は爪が「く」の字に曲がっていった。
「このままこの形になっちゃうのか?」と心配した。
その後、爪が優勢になって肉に覆いかぶさっていった。
爪と肉の間の爪側が黒くなった。
これは内出血らしい。
 
内出血し始めの頃は足指をコツンとドアに当てるだけで、うずくまる程の痛みが走った。
皮膚科に行くべきか?と思ったが、行かなかった。
 
爪の形も以前のような形になり、内出血も薄くなってきた先週、ガーゼを取って過ごしてみた。
痛くない!
少ーしだけ痛みは残っているが、じきに消えそうな痛みだ。
やっと足の爪も落ち着いた。
 
あとは前髪さえ伸びれば抗がん剤治療の外見的副作用は無くなる。
抗がん剤治療が過去のものになっていく。
よかった、よかった。