2017年11月下旬、温存手術を受けるため入院をした。
「個室が空いてるから入ります?」と聞かれたので個室にした。
病院は古いが、新しい病棟だったため、部屋はきれいでホテルのようだった。
8階で眺めもいい。
翌日が手術のため、手術の説明や書類にサインなどの事務手続きを行った。
看護師さんが、ベッドに付けるネームプレートを持ってきたら、主治医の他に担当医という欄があって知らない名前が書かれていた。
「担当医って何ですか?」
「えーっと、主治医の補佐みたいなものですね。」
質問したら看護師さんが答えてくれた。
気になったので、担当医の名前で検索してみた。
担当医の名前はその病院の外科部長だった。頼もしい補佐である。
その後、口腔外科へ行き、口の中を見てもらった。
ここで問題があったら翌日の手術はどうなっていたのか分からないが、問題はなかった。
夕ご飯後、絶食となった。
看護師さんが優しく、きれいな部屋で、仕事も家事もせずに1日ゆっくりできて、その日の日記にも「気持ち良く寝た。」と書かれていた。
まだこの時は乳がんを甘く見ていたのかもしれない。