「もう一度くらい観てもいいかな。」
10日ほど前に旦那がポツリと言った。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』をまた観てもいいと言ったのだ。
1月に「もういい」と言っていたのだが。
私はこの言葉にパクッと食いついた。
旦那の気が変わらないうちに観に行こう。
ちょうど『ボヘミアン・ラプソディ 爆音スタンディング応援上映』をやる映画館があった。
大きい音の中、立って一緒に歌えるらしい。
その映画館は遠くて遅い上映開始時間のため、一人だったら行かなかっただろう。
旦那に「遠いけど・・・」と聞いてみたところ、
「目の調子が悪いから車の運転はしてよ。」
と言われた。
目の調子が悪くても映画は大丈夫らしい。
なんだ、とっても観たかったんじゃん。
高速道路を使って映画を観に行くなんて初めての経験だ。
ドアtoドアで1時間だったのでありと言えばありだが、やっぱり遠い。
入口でステッカーとサイリウム(ペンライト)と付け髭を笑顔で渡された。
なんだ、なんだ、今までと様子が違うぞ。
映画が始まる前に前説があった。
初心者にも常連さんにも配慮した説明で、手拍子、足踏み、声出しの練習をみんなでした。
なんだ、なんだ、この手取り足取りの至れり尽くせりの前説は。
映画本編では常連さんが盛り上げ、念願のスタンディング応援ができた。
音が大きいため、難聴気味な私にはセリフも聞き取りやすくてとてもありがたかった。
これで通常料金なんてお得な気がした。
今どきの映画館をいろいろ回っていろいろ体験できた4ヶ月だった。
なかなか面白かった。
ありがとう『ボヘミアン・ラプソディ』
出来れば、連休のあるゴールデンウィークまで続いてほしいなあ。