せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

細胞のマンガ

今週月曜日にじーちゃんの咳は落ち着いた。
じーちゃんからもらった風邪のおかげで私の体は今週しんどかった。
市販の風邪薬とロイヤルユンケルで乗り切った。
だが、気持ちはじーちゃんの咳の悪化を食い止めたことにとても満足していた。
 
ところで、私は先週、「はたらく細胞」という漫画の存在を知った。
乳がんになっていなければ、この漫画に興味を持つことは無かっただろう。
細胞を擬人化した漫画で、試し読みをしたら面白かったので漫画本を購入した。
 
その「はたらく細胞」2巻のがん細胞編に涙を流した。
年を取ると涙腺が緩くなる。
 
昨年、乳がんになり、「がん細胞とは」みたいな記事を色々読んだ。
がん細胞は『細胞の遺伝子に異常がおきて、無軌道に増殖するようになった細胞』ということだった。
私の性格は、せっかちで思い込んだら違う方向にどんどん進んでいってしまう。
なんか、がん細胞と私の性格は似てる部分があるなあ、とがん細胞に親近感を抱いた。
 
身内や友人ががんで亡くなっているし、自分もがんになって、「がん細胞に親近感」なんて言ったら、旦那に「バカか!」と言われるだろうから言っていない。
漫画を読んで、がん細胞が「手違いが元で出来損ないとして生まれたせいで・・・」と言って免疫細胞に殺される姿を見たら涙してしまった。
やっぱり親近感があったのか。
 
で、がん細胞ができない様な研究が進んだら、がんに苦しむ人もなくなるし、「がん細胞に親近感」なんて寝ぼけた事を言うことも無くなるんじゃないかと思った。
いつか、がん細胞ができない世の中になりますように。