せとるこの日々

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久しぶりのフリーマーケット

昨年末から母の遺品を整理して、洋服や着物は古布の袋に入れて市のリサイクルセンターに数回に分けて持って行った。
靴や草履は劣化しているだろうからすべてゴミ袋に入れて処分した。
物を捨てない人だったので結構あった。

カバンも多くあった。
傷んでいるものは処分したが、そこそこキレイなものがある。
捨てるには忍びない。
有名高級バッグはない。
そうだ、フリーマーケットに出してみるか、と思った。

昨年、出店数300を超えるマンモスフリーマーケットに参加するつもりだったが、申込時にはすでに満席で締め切りになっていたため、次回のマンモスフリーマーケットは早めに申し込むぞ!と気合を入れていた。

だが、さっさと母の遺品を整理したい。
マンモスフリーマーケットは秋開催なので、もっと早く開催される小規模なフリーマーケットを探してみた。

検索すると、結構いろいろなところでフリーマーケットは開催されていた。
家から車で40分くらいで行ける公園のフリーマーケットに申し込んでみた。

2月の日曜日に久しぶりにフリーマーケットに出店した。
小規模なフリーマーケットに出店するのは初めてなので、ドキドキした。
出店料は当日回収で公園に着いた順番に場所を指定されたいた。
結構アバウトで広々とした場所を使えた。
20店くらいが出ていた。

スーツケース3つと大きなビニール袋3つを車から運んだ。
フリーマーケット申込みには知らん顔していた旦那だったが、荷物を運ぶのを手伝ってくれた。
旦那は荷物を運び終わったら、その公園の近くに住む友人とコメダ珈琲に行った。

一人の方が気楽だし、とスーツケースを3つ開けたところで人が寄ってきた。
陳列する間もなく、商品が売れていった。
値札は前日貼っておいたので、お客さんも「いくら?」と聞かずに済む。
値切る人もいたが、儲けたいわけではないので、すぐ値下げした。

きっとフリーマーケットに慣れてる人達なんだろうな、早い早い。
一息ついた時には1時間が過ぎて、持っていったものの半分くらい売れていた。
母のカバン20個は完売していた。

捨てることなく、貰ってくれる人がいたことが嬉しかった。
しかも有料で。

フリーマーケットに来るお客さんはフリマ慣れしてる様な人が多かった。
なので私が色々教えてもらった。
早く帰れると思っていたが、小規模のフリーマーケットは一人が帰るとみんな帰ってしまうので終了時間は厳守らしい。
そこのフリーマーケットに出店したことがあるというお客さんに教えてもらった。

旦那に終了の2時間前には帰れると思う、と言っていたので2時間前に旦那が来た。
「陽が出てるとこは目が見えん。」
と言いつつ2時間付き合ってくれた。

公園には多くの親子連れが遊びに来ていた。
小さい子は笑顔で走り回っていた。
なんかそんな風景を見るのは久しぶりな気がした。
旦那も目が見えないと言いつつ全力で遊び回る子ども達を笑いながら見ていた。

持って行った物の7~8割くらいが売れた。
今回はどういうものが売れるのか分からなくて軽いものばかり持って行った。
安かったら結構なんでも売れるようなので、今度は重いものも持って行ってみようと思う。
また気が向いたらフリーマーケットに出店しよう。