せとるこの日々

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ちょこちょこ歯医者

じーちゃんは昨年から今年の3月まで歯医者に通った。

8月の終わりに歯が痛いというので再び歯医者に連れて行った。
5ヶ月ぶりだ。もった方かな。
じーちゃんは、上は入れ歯だが、下はまだ自分の歯だ。

今回は、歯周ポケットに物が詰まって痛くなったようで、3回くらい通って掃除して薬を塗ってもらって歯医者は終わった。
「痛い時はすきまに物が入ってる時もあるので歯を磨いたり、うがいしたりしてみて下さい。」
と先生は言った。

じーちゃんは歯磨きが下手だ。
先生にも言われた。
体調が悪くて動けない時は、私が口腔スポンジで掃除したりするが、普段は自分でやってもらいたい。

考えた結果、8月の終わりから電動ハブラシに変えてみた。
最初の10回くらい私が横について教えたら電動ハブラシを使えるようになった。
私は使えるか不安だったが、やるじゃないか、じーちゃん。
これで少しは歯もきれいになるかな。

9月の終わりの日曜日の朝にじーちゃんは、「歯が痛い気がする」と言った。
すぐ歯磨きをさせた。

だが、昼食後「痛くてたまらん。」というので日曜日も診療している歯医者さんを探して電話を入れて行った。

「予約がいっぱいで2時間以上待つことになりますが・・・。」と電話で
言われたが、1時間くらいで呼ばれた。
きっとじーちゃんがよぼよぼの高齢者だったので優先してもらえたのだろう。
ありがたいことだ。

家で痛み止めを飲んだじーちゃんは少し痛みが治まっていた。
「痛み止めが効くようなら、痛み止めでもう少し様子を見て、駄目なようだったらかかりつけの歯医者さんでじっくり治療することをお勧めします。」
レントゲンを撮って先生はそう言った。
診てもらっただけで治療は特になかった。

痛み止めを3日ほど飲んだら、じーちゃんの痛みは落ち着いた。やれやれ。
これで歯医者に行かなくていいな、と思っていたら、今度は私が歯が痛くなって治療が始まった。
負の連鎖か?

『医療費過去最高額に!』の記事がまた頭に浮かんだ。
じーちゃんも私もなんかすいません・・・という気持ちになった。