せとるこの日々

更年期 ああ更年期 更年期

じーちゃん孝行

残念なことにというか、やっぱりというか、ジャンボ宝くじは当たらなかった。
友人に札束を配り歩くのも、じーちゃんを連れてファーストクラスでトルコへ行くことも妄想で終わった。

トルコには連れて行ってあげられなかったが、今日はじーちゃんを四季桜の里に連れて行ってあげた。

我が家から40分くらい車で走ったところに11月に桜が咲く四季桜の里がある。
じーちゃんは戦時中、その四季桜の里に疎開していたそうだ。
この1年、じーちゃんとどこにも出かけていなかったので、久しぶりにお出かけをした。

旦那のおばさん(じーちゃんの妹)が、この夏から認知症グループホームに入っている。
おばさんは3年前に旦那さんを食道がんで亡くした後、一人暮らしをしていたが、認知症になってしまった。
同じことを何度も言ったり、食べた事を忘れたりするが、まだ私達のことは覚えていて会話も成立する。
そのおばさんも誘って四季桜の里に行った。

車の中では認知症のじーちゃんとおばさんのシュールな会話が続いた。
おばさんは自分が認知症の自覚があり、じーちゃんは自覚が無い。
おばさん「私、認知症だから物忘れがひどくてねえ。」
じーちゃん「大変やのう。」
助手席の私は(いや、あなたも大変ですって。)と心の中で突っ込んだ。

何を言っているか分からないじーちゃんの話に、おばさんは相槌を打って話が盛り上がっていた。
兄妹だからか認知症だからか分からないが、盛り上がっていた。
二人とも普段はおっとりしているのでほのぼのとした空気が流れていた。

トイレを見つける度にじーちゃんのトイレ休憩になったが、いつものことなのでみんな慣れている。

四季桜の里に行くと、二人とも「懐かしい、嬉しい。」と言って喜んでくれた。
二人が喜んでくれたので、今日はお出かけして良かったな、と思っている。

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